DMMとライトアップ、中小企業向けの補助金・助成金自動診断サービスを開始。申請手続きも支援

合同会社DMM.com(以下、DMM)と株式会社ライトアップ(以下、ライトアップ)は、業務提携契約を締結。

これにより、ライトアップが提供する補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」のOEM提供を開始し、補助金・助成金自動診断サービスをはじめとした中小企業の支援を拡大します。

「DMM.make AKIBA」を通じて支援を展開

「Jシステム」は、最新の補助金・助成金を各企業ごとに自動診断できるシステム。オンライン上で社員数・地域・業種・現状など20~30の項目に回答すると、受給可能性が高い補助金・助成金を数分で調べられ、申請までオンラインで完結します。

このたびの業務提携では、DMMが運営するコワーキングスペース「DMM.make AKIBA」の会員である中小企業を中心に、「Jシステム」を活用した補助金・助成金の情報提供をおこなうとのことです。なお、非会員でも利用可能。

コンサルティングやオンラインセミナーも提供

また、補助金・助成金自動診断サービスのほか、各種助成金のコンサルティング「Jコンサルティング」も提供します。

「Jコンサルティング」は、各企業が活用しやすい助成金・補助金を選定し、受給までサポートするオンラインサービス。申請書とフローのテンプレート化で作業負担を軽減し、手続きのサポートや専門家による書類作成でスマートに受給まで進めるといいます。

さらに、各種助成金活用へ向けたオンラインセミナーも共同開催。「事業再構築補助金」をはじめ、各種公的支援制度の活用方法をオンラインで説明するようです。

支援制度を十分に活用できるように

補助金・助成金の活用には、「自社に最適な制度がわからない」「手続きが複雑で難しい」などの課題があり、支援制度を十分に活用できていない状況があるといいます。

そんななか、ライトアップが提供する補助金・助成金支援サービスは、2020年3月までに延べ1万社以上で利用されました。

それでも新型コロナウイルスなどの影響により助成金を必要とする企業が増加する状況を鑑み、20年4月に「Jシステム」のOEM提供を開始。21年9月時点で800社以上の企業・金融機関に同システムをOEM提供し、全国の地域金融機関との提携を強化しています。

一方「DMM.make AKIBA」では、会員から補助金・助成金に関する相談がたびたび寄せられ、その都度活用できる公的支援制度を個別に案内していたとのこと。

今回の提携により、DMM.make AKIBAでもスムーズな補助金・助成金活用支援が可能となりそうです。

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株式会社ライトアップ
DMM.make AKIBA「Jシステム」

(文・Higuchi)

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