フリースタイルかた焼きそば「レトルト牛丼をかけて食べてもイケる!」
ラーメンは醤油、味噌、塩、豚骨、担々麺などなど、その味には無限のバリエーションがあるというのに、パリッと油で揚げた麺がおいしい「かた焼きそば」は中華風あんかけ以外の選択肢がほぼないような気がする。もっといろんなタレをかけて食べてもウマそうなのに。
そこで始めてみたのが「フリースタイルかた焼きそば」という企画。市販のかた焼きそばの麺にいろいろなタレをぶっかけ、かた焼きそばの新境地の開拓を試みます。
フリースタイルかた焼きそばVol.02「レトルト牛丼」
第2回のタレに選んだのはレトルト牛丼。レトルト牛丼は牛丼屋で牛皿をテイクアウトするよりもつゆが多めに入っている印象があります。つゆが多ければきっと麺がしっかりふやけて柔らかくなるはず。
というわけで、今回はイオンのプライベートブランド「トップバリュ」のレトルト牛丼を温めてぶっかけてみました。
すると目論見通りに多めのつゆが麺を柔らかくし、一瞬にして余裕でほぐせるようになりました。食べやすさという点ではまったく問題がありません!
味の相性もかなりよく、違和感がなさすぎて逆に物足りなさを感じてしまうほど。感動的な変化も起きていないですが、普通にかた焼きそばと牛丼のアタマが一体化しています。こりゃあ、うまい!
なんなら牛丼ならぬ“牛麺”とか名付けて、そのへんの牛丼チェーンで提供されていてもまったく不思議に思わないでしょう。
油揚げ麺と牛丼でだいぶまろやかな口当たりになるので、七味唐辛子を振りかけると味がかなり引き締まるのも印象的でした。今回は用意しませんでしたが、紅生姜を添えたらさらに完全体になるはずです。
家にかた焼きそばさえあれば、レトルト牛丼を温めてかけるだけですぐ食べられるという手軽さも素敵でした。これはご飯で食べるよりかた焼きそばで食べるほうが好きという人が出てきてもおかしくないレベルですね。
まだまだ可能性が無限に広がりそうなかた焼きそば。今後もいろいろなタレをぶっかけて食べてみたいと思います。
オススメ度:★★★★
(執筆者: ノジーマ)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。