風水で知っておきたい！玄関マットの効果と選び方

風水でとても重要な場所である玄関。そんな玄関に敷く玄関マットは、よい気を引き込み、悪い気を防ぐために欠かせない重要なアイテムです。ではどのような玄関マットがよいのでしょうか？風水でおすすめの玄関マットをご紹介します。

風水では玄関は重要な場所

風水では玄関は気の出入り口の1つとされています。よい気が入ってくる場所であると同時に、管理の仕方次第では悪い気も入ってきてしまう場所です。

 

悪い気を引き込まないためには、玄関を清潔に保つことも大切とされます。靴は靴箱にしまうなど整理整頓された状態を保つことで、よい気とともに訪れる幸運を常にお出迎えできるようにしておきましょう。

 

さらに重要なことは、風水では人の体内の悪い気の出口は足の裏ということです。このことは玄関で靴を脱いだ後、最初に触れる場所に足の裏から出た悪い気が触れることを意味します。そこで重要なのが玄関マットなのです。

 

玄関マットは、足の裏についた汗や汚れを拭き取ってくれるだけではありません。人の体の中の悪い気も吸い取って、家の中に入るのを防いでくれるのです。

 

最近では体の不自由な方でも出入りしやすいように、玄関のバリアフリー化も流行っています。しかし、風水では土間とホールには理想の高低差というものがあり、その高さは23.4cmだというのです。

 

バリアフリー化は、風水的には悪い気も入り込みやすい玄関にしてしまうことになります。そこでより重要になるのが玄関マットです。悪い気が家の中に侵入してしまうことを防ぐためにも、必ず敷くようにしてください。

 

 

方角で変わる！玄関マットの色

風水では方角によってよいとされる色が変わります。さらに大事なことは、東西南北の4方位のほかに、東北や東南、北西、南西も加えた8方位で考えるのが通例であることです。そのため、家の玄関がどの方角にあるかで玄関マットの色も変える必要があります。

 

では各方角でどの色がよいかというと、紹介先によって色にばらつきがあるのです。どれを信用したらよいのか迷う方も多いことでしょう。

 

ただし、共通していえることもあります。基本的に明るい暖色系はどの方角でも使いやすいことです。このほかにも色によっても意味があり、よい意味を持つ色を置くのもよいでしょう。

 

例えば赤は魔除けの色としての意味があり、厄除け用ならピッタリです。オレンジには対人運を上げる効果があるため、よい人間関係を求めるならおすすめの色といえます。

 

各方角でおすすめの色

各方角でおすすめの色は人によっても異なりますが、共通している色も多くあります。例えば北ならば、白やピンク、オレンジがよいでしょう。同じ北でも東北なら表鬼門のため、白がおすすめです。北西はベージュや緑が運気を上げてくれるといいます。

 

では東はというと、エネルギーを取り込める色がよいとされる方角です。おすすめの色は、白や青、ピンク、赤とあり、柄もエネルギッシュなものがよいでしょう。反対側の西は8方位でも格式が高いとされ、ブラウンやピンクがおすすめの色です。

 

南は白やオレンジ、緑を使うと、元々ある強い力を活かせます。東南の玄関は元々対人運にかかわるため、オレンジや緑、ピンクなどがおすすめです。南西は裏鬼門に当たるため、清潔感重視で。おすすめの色は黄色、緑、ラベンダーで、中でも黄色と緑の相性が最高です。

 

 

風水でおすすめの玄関マットの柄

せっかくなら玄関マットの柄にもこだわってみましょう。風水では玄関マットは土の気を持つアイテムとされ、そのためにも自然を感じさせる柄が相性ピッタリとされるよい柄です。

 

自然を感じさせる柄の中でも、特に成長力が高くて生い茂るイメージがある植物柄は、悪い運気をおさえるだけでなく発展をもたらすとされています。花や木、草といった植物柄は、モチーフも豊富なことから玄関マットの種類も豊富です。

 

同じ自然を感じさせるものでも動物柄は、選び方にもコツがあります。縁起を担ぐなら、「福がくる」「不苦労」でおなじみのフクロウ柄がおすすめです。ほかの動物柄ではライオン柄を選ぶと威厳を高め、猫柄を選ぶと人気者になれるといいます。

 

運気を高めるなら犬がおすすめですが、一方で効果が高すぎて災厄まで呼び込む危険性があるともいわれ、使いどころが難しいようです。その年の干支の柄も縁起がよいですが、戌年の時は特に注意が必要でしょう。

 

自然柄と別のものでは、ストライプ柄もよいとされます。縁起を担ぐ人からは「お葬式のイメージがあるため避けたい」ともいわれますが、縦縞では仕事運が高まり、横縞では対人運が高まるため、取り入れてみるのもおすすめです。

 

風水的によくないとされる柄には、キャラクター柄や突飛で奇抜な柄、三角形をはじめとしたとがった図柄の入ったものになります。対人運などを下げて人間関係を悪化させたり、せっかく入ってきたよい気を追い出したりしてしまうというのです。

 

そのため柄としては角型を避け、丸みを帯びた柄がよいでしょう。金運をアップさせる効果があるという俵型もおすすめの柄です。

 

方角でおすすめの柄

風水では方角にも意味があるため、玄関マットの柄もおすすめが異なります。例えば北は清潔感のある落ちついた花柄を、東北はいわずと知れた表鬼門のためシンプルな柄を、北西は高級感を感じさせる柄を選ぶとよいでしょう。

 

同様に東はやや派手さや大胆さを感じさせる花柄がおすすめです。エネルギッシュさを演出するとよい気が舞い込みます。8方位でも最も格式が高いとされる西は、高級感あふれる玄関マットがおすすめです。花柄のものを選ぶと人気運が高まります。

 

南側は方角自体に強いパワーがあるため、センスのよさを感じさせるシンプルな柄がおすすめです。東南は明るい印象の花柄が、南西は裏鬼門に当たるため、清潔感のあるシンプルな柄にするとよいでしょう。

 

玄関マットの形は？

さらなる運気を引き込むため、玄関マットの形にもこだわってみましょう。八角形の玄関マットを敷くようにすれば、8方位の全てからよい運気を引き込むことができるため、金運をはじめとしたさまざまな運気を上げてくれる最強の形といわれています。

 

図柄と同様に、俵型をイメージさせる楕円形や丸型もおすすめです。家の中によい気を拡散するだけでなく、家庭円満や金運アップ、丸形になると恋愛運アップの効果もあるとされます。

 

だからといって形にこだわりすぎる必要もありません。風水で一番よいとされるのはよくある正方形や長方形のもので、その家の気のバランスを取りやすいとされているのです。実際に長方形の玄関マットは、仕事運や家庭運を安定させてくれる効果があるといいます。

 

玄関マットで重要視されるのは、形よりもむしろ大きさの方です。大きすぎたり小さすぎたりすると、気のバランスを崩してしまうため注意しましょう。

 

 

風水でおすすめの玄関マットの素材

風水では玄関マットの素材も重要です。特によいとされているのは100%天然素材の玄関マットで、綿や麻で作られたものが家と相性がよいとされます。

 

綿や麻は風水では家庭運をアップさせる素材であり、結果として仕事運も上げてくれる効果があるのです。肌にもやさしくて、安心感を与えてくれる点でもおすすめの素材といえます。

 

ウールや山羊の毛で織られた絨毯のような玄関マットもよいでしょう。特に西や南西に置く玄関マットとしてはピッタリです。染料も天然のものならいうことありません。ただしお手入れが少々大変なので、使いやすさは人それぞれになります。

 

逆に風水的におすすめできないのは、化学繊維でできた玄関マットです。化学繊維には火の気が含まれているとされ、せっかく蓄えた財産を燃やしてしまうとされています。金運を下げるので避けたい素材です。

 

また、天然素材ではあっても竹を使った玄関マットはやめた方がよいでしょう。冬には冷たく、体を冷やすなどのデメリットがあります。一見おしゃれに見えるかもしれませんが、健康的にも避けた方が無難です。

 

 

おわりに

普段から何気なく使っているという方も多い玄関マットですが、風水的に見るととても重要なアイテムであることがわかります。

 

ただ普段から何となく使っているだけなら、家によい気を呼び込んでくれる玄関マットと交換しませんか？きっと家族に様々な幸運をもたらしてくれることでしょう。

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