常軌を逸した11作品が集結 “気が滅入る”特集上映第二弾「大暴走・野蛮地獄」がシネマート新宿で開催[ホラー通信]
昨年1月にシネマート新宿で開催され、その強烈なコンセプトとラインナップで話題を呼んだ特集上映「狂人暴走・大激突」の第二弾が緊急決定。「大暴走・野蛮地獄」と題し、日本初上映作品を含む、常軌を逸した野蛮な作品を11作品上映する。劇場は変わらずシネマート新宿、開催期間は5月20日から6月9日。
上映作品は、第一弾から引き続きのラインナップとして『アングスト/不安』、『悪魔の植物人間』、『アメリカン・サイコ』の3作。新たに加わった8作品は、連続爆弾魔・連続暴行魔・サイコ刑事の三つ巴を描く『マッドボンバー』(約50年ぶりの正式上映)、黒魔術で蘇った屍の暴走族を描くイギリス映画『サイコマニア』(日本初正式上映)、続いてアメリカ発の黒魔術暴走族映画『爆走!狼男』(日本初上陸・初上映)、未解決の連続殺人事件・ゾディアック事件に映画史上初めて挑んだ『サンフランシスコ連続殺人鬼』(日本初正式上映)、終わりなきビールのおもてなしで破滅する教師を描く『荒野の千鳥足』(約8年ぶり上映)、悪意なき男が狂気の村でいたぶられるファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督作『変態村』、『アメリカン・サイコ』のメアリー・ハロン監督がカルトの首領チャールズ・マンソンとそのファミリー誕生を綴った『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』、ハンガリーを震え上がらせた連続殺人鬼ペーテル・コヴァーチの実話『ハンガリー連続殺人鬼』。
いずれも絶望感や疲労感、不快感などパンチのある余韻を残してくれる作品ばかり。時期的に、ゴールデンウィークに充分遊べなかった人がリベンジとして観に行きまくるのもいいかもネ。
「大暴走・野蛮地獄」
5/20(金)~6/9(木)、シネマート新宿にてロードショー
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