BTSのRM、米ラスベガスのライブで【グラミー賞】について触れる

BTSのRM、米ラスベガスのライブで【グラミー賞】について触れる

 現地時間2022年4月9日、BTSが米ラスベガスで開催中の【PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LAS VEGAS】の前半戦を終えた。グループとしての功績を祝うこのコンサートで、メンバーのRMが今年の【グラミー賞】を逃したことに触れ、来場したファンにそもそもなぜ米ラスベガスに来たのかを伝えた。

 ファンが撮影しSNSやYouTubeに投稿した動画には、RMが約2時間半に及ぶコンサートの中で、「【グラミー賞】やチームそのものについて、世間が騒いでいるのは知っています。でも、なぜそれを気にするんですか?」と述べている。「嫌うのは自由ですし、彼らには嫌う権利もあります。でも、私なら、カフェで友達とただ話して忘れる方がいいです。ツイートしたり、インタビューで話したり……そういったことはしません。私は大人ですから」と彼は続けた。

 さらにRMは、「私たちは【グラミー賞】のためにベガスに来たのではありません。ARMYに集中するために来ました!記録やタイトル、実績、トロフィー、それらは本当に大切ですが、それが第一ではなく、私たちが活動を始めた最初の理由でもありません。この2時間に及ぶコミュニティー、エネルギー、目と目を合わせて、一緒に歌い、共に踊り、このコミュニケーション、これがすべてです。このために私たちはコンサートをしているんです、そうですよね?みなさんには、それを分かって欲しいです。愛しています!嫌う者には嫌わせて、愛する者同士、愛し合いましょう」と締めくくった。

 BTSは、2021年のヒット・シングル「Butter」で【第64回グラミー賞】の<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞>に2年連続でノミネートされた。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”に合計20週間ランクインした同曲は、そのうち通算10週を首位で過ごした。しかし受賞は逃し、賞はドージャ・キャットとシザがコラボした「キス・ミー・モア」に授与された。BTSは、2021年にも「Dynamite」で同部門の候補になっていた。

 今回のRMの【グラミー賞】に関する発言の前、ジョー・バドゥンが自身のポッドキャストの4月6日のエピソードで、【グラミー賞】について話していた際に「BTSが嫌いだ」と発言していた。共演者がバドゥンになぜBTSのことが嫌いなのか理由を聞くと、彼らが中国出身だと勘違いしていたバドゥンは、「理由なんて必要か?彼らが嫌いなんだ。理由を打ち明ける必要もない。ただ、嫌いなんだ。音楽も聴きたくないし、ダンスも見たくない。小さな傘で上から降りてくるのも見たくない……何一つ見たくない」と答えていた。

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