【世界一周】リストラされた24才男子の世界ぐるり旅 2009.08.31 台湾 その1
走り続けて、自分が今、どこにいるのか分からなくなってしまうことがあります。時には立ち止まり、大切なことについて考えることも必要かもしれません。
「某外資系IT企業をリストラされた24歳♂が次の道を探すために、世界一周を目指します。○○に何が入るかは、この旅が終わってからのお楽しみです。」 そんなaroundtheworld01さんのブログ『俺(おれ)、この旅が終わったら○○するんだ…』から、今回は旅が始まって最初の記事を紹介します。
2009.08.31 台湾1日目 その1
旅自体は始まりましたが、毎日ブログ書くのってのは結構難しいですね。まぁ新鮮さが失われる前に日記を元に書いていきたいと思っております。結構慣れるまでは出来事の羅列になると思いますが、まぁのんびり時間のあるときに見てやってください。
※台湾在住、または経験者からいくと間違った情報もあるかもしれません、そのときは遠慮なくご指摘くださいませ。
名古屋人には黒歴史の中華航空(現在はチャイナエアラインに改名)にて、台湾の桃園国際空港に到着。
初めての中国語圏だが、案外漢字で意味はわかるもんだなと。筆談と日本語と中国語と英語を組み合わせて現地人とコミュニケートした友達がいたが、なんとなく理由がわかった気がする。でも、発音されると全く駄目…。正直ガイドブックでも持ってない限り見分けが付かないので、相手はとりあえず北京語で話しかけてくる。いちいち筆談もできないので英語で返していた。中国語を大学時代に勉強できていたらなぁ……orz。
空港から台北駅へのリムジンバスが出ているので、125元(約500円)支払って乗り込む。距離が違うとはいえ、3000円近く取る東京のリムジンバスには見習ってほしいもんですね、全く。
若干の緊張感とともに考え事をしていると隣のオバサンの携帯が高々と鳴る、オバサン携帯を手に取る、大きな声で話し始める。日本だったら運転手が、「社内での携帯電話の使用はお控えください」とでもアナウンスしそうな感じですが、なにもなかったように到着まで話してましたw 電車の中ではガムすら噛(か)むことが許されない台湾ですが、携帯電話に関しては乗り物の中でのマナーモードというものがないのかもしれません。文化の違いを感じた最初の瞬間でした。
台北駅に無事着いて最初に思ったこと。
「バイク多すぎだろ!!!!!」
最初、暴走族(古いw)の集まりでもあるのかと思いましたが、これが台湾の普通の光景みたいです。僕と同じく街を自転車で走ってる人もいましたが、少数でした(みんなちゃんと車道を走ってるのに感動しましたが)。ママチャリのオバちゃんじゃなくて、ママバイクのオバちゃんだなぁ、こっちは。
駐車場も日本であれば車が占拠している場所をバイクが占拠してます。かつて日本も自動車が高級品でバイクに子供を乗せて移動している時代もありましたが、車がこれだけ安くなった時代でも、これだけの数の人間がバイクに乗るのは何でなんでしょうか(もちろん経済的ってのはわかるんですが)。
バイクの波に若干の恐怖を覚えながら、台北駅からすぐにある、YH(ユースホステル)に向かう。日本語が通じないのでスタッフと英語で会話していたら、「お前、留学経験あるか?発音いいな」と褒められましたが、大体こういう時に抱く感想は「俺の発音もソコソコなのかな」ではなく「ああ、日本人=英語苦手、下手という基準点なんだな」ですね。
まぁ日本は英語圏その他、海外の人間とコミュニケートして意思疎通しようという気持ちが薄い人が多いからしょうがないと思います。(中国語は赤ちゃんレベルなので)とりあえず頑張って英語で意思疎通しないと宿にも泊まれないので、必死なんです、こっちはw。
荷物を宿において夕飯を食べに行く。最初なので無理せず、ガイドブックに載っていた「台南大ハン坦仔麺」という店へ。
腸詰の炒(いた)めたやつと坦々麺(たんたんめん)with煮卵と台湾ビールで計180元(約550円)。
こっちの坦々麺(たんたんめん)は辛くない…むしろ甘い…。ビールは味・コクともに薄いが、日本みたいにお酒飲みまくる文化がない国らしいので こんなもんだと思いました。
この店がある林森北路は日本統治時代の旧色街で、現在も完全にそんな雰囲気なのだけれどもそこら辺の話はまた後日の日記にて…。
近くにいた猫
執筆: この記事はaroundtheworld01さんのブログ「俺(おれ)、この旅が終わったら○○するんだ…」より寄稿いただきました。
文責: ガジェット通信
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