D.A.N.、Mndsgn、PUNPEE、星野源など数々のミュージックビデオを手がけるアーティストのオオクボリュウが6年ぶりの新作個展を開催

Ryu Okubo “The Night Goes On…” 2021, 810×1620mm, Acrylic on canvas



Ryu Okubo “Tree” 2021, 600×790mm, Ink on Paper



Ryu Okubo, ”Duck, Dinosaur, Candle”, 2020, 1620×1303, Acrylic on canvas


PARCELにて、D.A.N.、Mndsgn、PUNPEE、星野源をはじめ、これまでに数々のミュージックビデオを手がけ、シークエンシャルな表現の追求を続ける、アーティストのオオクボリュウが6年ぶりの新作個展”Struggle In The Safe Place”を開催。
1年以上に渡る構想から試行錯誤を繰り返し、完成まで3年の年月を費やして制作された大型キャンバスや連作のペインティング、ドローイング作品を展覧する。



オオクボリュウは2011年頃より数々のアニメーションによるミュージックビデオを制作しその実績は広く知られているが、近年は再び自身の表現に立ち返り、アニメーション的な連続性のある表現(シークエンシャルアート)を軸としながら、ペインティングやドローイング、ゲーム作品などの制作に取り組んでいる。

本展では、2019年頃より構想から試行錯誤を繰り返し制作された、断片的にモチーフが描かれた大作絵画、連続性を持ったモチーフが描かれた7点の連作絵画、ドローイング作品をメインに発表。描かれているのはオオクボ自身のパーソナルな出来事、遠くで起こっている社会現象、家族の風景、お気に入りのモチーフなど多様だが、一見関連のなさそうなそれぞれの風景は、均等な距離を保ちながらも溶け合うようにして接続され、1枚のキャンバスの上に同居している。様々な現象を捉え、それらをどこか俯瞰的かつオオクボの個人的な思考によって接続させた作風は、これまでアニメーション作品を手掛けてきた作家にとって自然な表現であり、その表現において「連続性」といったテーマを掲げることは必然的であると言える。

また、全て未発表の新作で構成された本展に際し、出展作品が収録された作品集をリリースする。




Ryu Okubo solo exhibition “Struggle In The Safe Place”
会期: 2022年4月2日(土)–5月1日(日)
オープニングレセプション: 2022年4月1日(金) 18:00–21:00
時間: 14:00–19:00(月火休廊)
会場: PARCEL (東京都中央区日本橋馬喰町2-2-1 DDD 1F)
入場料: 無料
ウェブサイト: http://parceltokyo.jp


【プロフィール】
RYU OKUBO|オオクボリュウ
2011年より、アニメーションによるミュージックビデオを制作。現在は、より自由な表現の可能性を求め、ドローイング、ペインティング、映像、ゲームなど、様々な手法を駆使し「シークエンシャルアート=連続性のある芸術表現」に取り組む。 個展に、「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」(2016、 CALM & PUNK GALLERY)。出版物に、「まいにちたのしい」(2019、ブロンズ新社、KAKATOとの共著)。ミュージックビデオに、「星野源 / さらしもの feat. PUNPEE」 (2020)、「D.A.N. / Sundance」(2018)、「Mndsgn / Alluptoyou 」(2016)、「group_inou / 9」 (2012)、「PSG / 寝れない!!! 」(2011)など。
https://ryu-okubo.art

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