肉が激ウマ! ニュー新橋ビルに会津出身の店主が紡ぐ本格喜多方ラーメンの名店誕生

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。札幌味噌ラーメン、博多豚骨ラーメンとともに三大ご当地ラーメンとして語られるのが「喜多方ラーメン」。福島県喜多方市発祥のご当地ラーメンで、あっさりとしたスープに平打ちでモチモチとした多加水麺が特徴。人口の割にラーメン店の数が多いことでも知られ、対人口比の店舗数が日本一だったこともある。

都内でも喜多方ラーメンを食べられるお店はいくつかあるが、チェーン店の“坂内”“小法師”を除くとお店の数はそれほど多くない。そんな中で、この2月に新橋のニュー新橋ビル内に本格的な喜多方ラーメンを提供する新店がオープンした。“麺とおばんざいとお酒のお店 佳什(けいと)”だ。会津出身の店主が紡ぐ、こだわりの一杯を提供している。

基本メニューの「中華そば」はなんと塩味。これが珍しい。喜多方ラーメンといえば醤油のイメージだが、名店“坂内食堂”をリスペクトし、塩味をデフォルトにしているそう。

豚骨の清湯スープに瀬戸内の藻塩を使用。ダシ感で引っ張るじんわり系と思いきや、割と塩角が強く、パンチもある。麺は平打ちの縮れ麺。

そして、肉がいっぱい乗っているのが嬉しい。こんなに乗せるだけあって最高に旨い。肉が完全に主役。柔らかくて味は強すぎず、何枚でも食べたい。

メニューには醤油もあるが、こちらも名店“まこと食堂”をインスパイアしているらしい。喜多方愛溢れる名店の誕生に、ニュー新橋ビルに来るサラリーマンも喜んでいることだろう。ぜひお試しあれ。

麺とおばんざいとお酒のお店 佳什
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル1階
03-6206-7878

(執筆者: 井手隊長)

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