自転車になんでも取り付けちゃうための場所を拡張してみたぞ
「いろいろとりつけたいんだけど、もう自転車のハンドルにモノを取り付けられる場所が余ってないんだよね!」 ……わかります。自転車にいろいろ取り付けちゃうのが好きな人たち共通の悩み。それは「自転車のハンドルのいろいろ取り付けられる場所には限界があるんだ」という事実。その限界は意外と早く訪れ、僕らを絶望の底に突き落とすのです。
ライト、反射鏡、サイクルコンピューター、iPod、携帯、iPhone、PSP、デジカメ、かっちょいいベルなどなど自転車に取り付けたいものは増える一方。この抑えきれない欲望と衝動をどうしたらいいの? もうおとなしく引き下がるしかないの? それともバッグに入れて持ち運んで、使うモノだけそのたびに付け替えたらいいの? いやいやいやいや、そんなんめんどくさくてやってられないよね。
そこでこれ。こういう便利なものが世の中に存在するんです。言わば『ハンドルの拡張』みたいな感じで、いろんなアイテムをマウント(取り付け)できるスペースを拡張するもの。今回は株式会社箕浦(ミノウラ)が発売している『SwingGrip』を自腹で購入して試してみました。僕は980円で入手。通販でも購入できますよ。
この商品は、横幅100ミリと130ミリの二つのタイプがあるんですが、もちろんロングな方を選択しました。いっぱいマウントしたいですから! 色は二色。黒とシルバー。俺はシルバーを選んだぜ。特に理由はないんですけど。この商品、アーム部分は好きな角度に調整できます。これは便利。例えばスマートフォンをここに取り付けて、状況によって見えやすい角度に調整できたりします。説明によれば、直径22ミリ~35ミリまでのハンドルバーやステム(ハンドルの下についてるパイプ)に取り付けができます。接続部分を90度回転できるので、横向きの部分でも縦の部分でも取り付けができるわけです。
取り付け方法ですが、まずは付属の六角レンチを使って一旦部品を全部バラバラにします。取り付けるのにいきなり全部バラバラにするなんてめずらしいので最初ビックリしましたが、説明書には確かにそう書いてあります。少々気を遣うのは、ハンドルに取り付ける部分の長さを決める作業です。ざっくりと3段階に伸び縮みできるようになっており、取り付け部分の太さによってどれだけ伸ばすかを決めます。
ガッチリ取り付けたら、早速いろいろマウントしてみましょう。僕は早速iPhoneマウンターを取り付けてみました。地図アプリや自分が通った道などを記録できるアプリがあるので、自転車で知らない場所にでかける際にスマートフォンは強い味方です。iPhoneはコンパクトではありますが、自転車にマウントするものとしては重量がある方です。しかしながらiPhoneをマウントした状態で自転車を走らせてみてもまったくガタつくこともなく、しっかりホールドした状態で走行可能でした。さらに、目と機器の距離が縮まり、角度の調整も可能になったことで視認性もあがりました。まさにいいことづくめ。今度はカメラでもマウントして、撮影しながらサイクリングしてみようかな。10月に入り、気候も涼しくなってきてまさにサイクリングには最適。あなたも自転車のマウントスペースを拡張して自在に自転車をカスタマイズしてみては?
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トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。
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