【第94回アカデミー賞】ビリー・アイリッシュ/リン=マニュエル・ミランダなどがノミネートに感謝
現地時間2022年2月8日に【第94回アカデミー賞】のノミネーションが発表され、音楽部門の候補にあがったミュージシャンたちが喜びのコメントをSNSで共有している。
これまでに【グラミー賞】、【アメリカン・ミュージック・アワード】、【ビルボード・ミュージック・アワード】などを受賞しているビリー・アイリッシュと彼女の兄でプロデューサーのフィニアス・オコネルは映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌で、今回【アカデミー賞】に初ノミネートされた。二人が候補にあがっている<歌曲賞>には、他にもビヨンセ、ヴァン・モリソン、リン=マニュエル・ミランダ、ダイアン・ウォーレンがノミネートされている。
「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で既に【ゴールデン・グローブ賞】を獲得しているビリーとフィニアスは「私たちの楽曲“ノー・タイム・トゥ・ダイ”が【アカデミー賞】にノミネートされたことが、どれほど誇らしいことで、喜ばしいことか言葉では言い表せません。ボンド映画のテーマ曲を書くことは、私たちの長年の夢で、まさか実現すると思っていませんでした」と共同声明に綴った。さらに「この曲でノミネートされるなんて信じれられませんし、ソングライター、アーティストとして最高の人生経験です。これらの素晴らしい候補者とともにノミネートされたことを当たり前だとは思っていません」と続けた。二人は、【アカデミー賞】を主催する映画芸術科学アカデミーに加え、映画『007』の製作チーム、主役のダニエル・クレイグ、監督、そして楽曲でコラボしたハンス・ジマー、ステファン・リプソン 、ジョニー・マーに感謝している。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のために書いた「Dos Orugitas」、そして初監督作『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』が複数の部門でノミネートされたリン=マニュエル・ミランダは、「今朝、多くの友人のために喜びの雄叫びをあげました(クエストラヴ!アリアナ・デボーズ!ポール・タゼウェル!他にも大勢!)が、ジャーメイン・フランコ、アンドリュー・ガーフィールド、そして“tick, tick… BOOM!”を編集したマイロン・カースタイン、アンドリュー・ワイスブラム(のノミネートで)ワシントン・ハイツの住民を全員起こしてしまいました」と綴った。
彼は「“ミラベルと魔法だらけの家”での私たちの仕事を評価してくださって、音楽支部とアカデミーに信じられないほど感謝しています。ジャーメインは本当に才能豊かで、彼女と一緒に仕事ができたことを心から誇りに思います。“Dos Orugitas”は私たちの映画と家族にとって特別な楽曲です。本当にありがとうございます」と続けた。
また、計13度【アカデミー賞】にノミネートされているソングライターのダイアン・ウォーレンは、声明で「“フォー・グッド・デイズ”に提供した“Somehow You Do”でノミネートされたことをとても嬉しく思いますし、興奮しています。友人たちと徹夜でノミネート発表を見ていました。私は何も当たり前だとは思いません。今年はとてもタフで強豪が多い年でした。この曲とその希望のメッセージを心から誇りに思います。これまで以上にそれが必要な時期だと思いますので。アカデミーの音楽支部から承認して頂き恐縮です」と述べた。
◎【第94回アカデミー賞】<歌曲賞>ノミネート作品
「Down to Joy」ヴァン・モリソン(『ベルファスト』)
「Dos Orugitas」リン=マニュエル・ミランダ(『ミラベルと魔法だらけの家』)
「Somehow You Do」ダイアン・ウォーレン(『フォー・グッド・デイズ』)
「Be Alive」ビヨンセ、ディクソン(『ドリームプラン』)
「No Time to Die」ビリー・アイリッシュ、フィニアス・オコネル(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)
◎【第94回アカデミー賞】<作曲賞>ノミネート作品
『ドント・ルック・アップ』ニコラス・ブリテル
『デューン』ハンス・ジマー
『ミラベルと魔法だらけの家』ジャーメイン・フランコ
『パラレル・マザーズ』アルベルト・イグレシアス
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』ジョニー・グリーンウッド
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