既存の防犯カメラをAI警備システムに。転倒や千鳥足などを検知後、即通知する「アジラ」
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株式会社アジラは、「防犯カメラが変わる、新時代の警備DX」をコンセプトにした施設向けAI警備システム「アジラ」をリリースしました。
映像解析技術とAIを応用したソフトウェアを、商業施設や交通機関、オフィスなどに提供します。
異変を検出して瞬時に通知するAI警備システム
カメラ映像から、AIを通じて「転倒」「卒倒」「ケンカ」「破壊行動」などの異常行動や、「千鳥足」「ふらつき」などの不審行動を検出。異変があれば、瞬時に映像を管理者に通知します。見逃しや見落としを防止し、映像を監視する警備員の業務の軽減も狙います。
また、同製品に搭載されているAIは、導入後数日間で各カメラの画角における「平時の動き」を自ら学習。それらの動きから逸脱した「違和感行動(同じ画角内でうろうろしている、きょろきょろしているなど)」を識別して、事件や事故の未然防止に貢献します。
今あるカメラをアップデートするだけ
「アジラ」は、カメラ1台あたり月額5000円から利用可能で、初期費用やハードウェア費用は不要。新たなカメラを購入・設置する必要はなく、施設に設置済みのカメラをそのまま使用することができるため、警備の人件費のみならず初期費用まで抑えることができます。
今回のリリースに際してアジラ社は、「施設向けAI警備システムの普及に努めるとともに、今後も継続的なアップデートを繰り返し、警備DXを大きく前進させます」とコメントしています。
(文・川合裕之)
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