“乗り換えたくない、座りたい”そんな日に。NAVITIMEが「各駅停車でゆっくりルート」の表示開始
![「各駅停車でゆっくりルート」のイメージ写真](https://getnews.jp/extimage.php?6a1e5829075149df02d2bfe9d9b9c218/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2F10b36539cb406607f0fd75e0ffad1007.png)
株式会社ナビタイムジャパンが提供している乗換案内アプリ「乗換NAVITIME」は、2021年12月14日より、各駅停車を優先した「各駅停車でゆっくりルート」の表示を開始します。
通常の検索結果に加えて自動で表示
「各駅停車でゆっくりルート」は、出発地から目的地までの乗り換え検索をすると、通常の検索結果(最大4件)に加えて、乗換回数が少なく各駅停車のみで行けるルートが提案される機能。ユーザーが特別な設定をすることはなく、検索時に候補となるルートがある場合に自動で表示されます。
同機能で”各駅停車”として考慮される列車種別は、鉄道事業者で「各駅停車」「各停」「普通」などと案内されている電車。そういった”各駅停車”のみのルートの中で、極端に所要時間がかかるルートや遠回りになってしまうルートを除外し、従来の最短ルートなどと並べて表示することで、ユーザーのニーズに合った移動体験を実現していきます。
![「各駅停車でゆっくりルート」のイメージ写真](https://getnews.jp/extimage.php?9db933a34724b62948cf8af96dee91fa/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2F05b291f5897cebe6b52cb8213253e171.png)
多様な移動ニーズをカバー
同社には、コロナ禍で移動に対するニーズが変化する中、ユーザーから「最短最安よりも空いているルートを使いたい」「乗り換えずに1本で行けるルートが知りたい」などの声が寄せられていたようです。そこで、優位性が低いとの判断から従来は表示していなかった「各駅停車のみのルート」を表示することになったといいます。
同機能により、検索結果画面に表示される混雑具合を参考にして混雑を避けたルートを選択することができるようになるでしょう。また、お手洗いなどで急な降車が必要になる子ども連れのユーザーや、体調不良などを懸念しているユーザーにとっても、安心して移動できる手段を探せる機能と言えそうです。
(文・Higuchi)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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