ジョーダン・ピールが語るリメイク版「トワイライト・ゾーン」 「物語を通じて“恐怖”と向き合うと新たな発見ができる」[ホラー通信]
『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピールが製作総指揮を務め、番組のホストとして出演もしているドラマ「トワイライト・ゾーン」のDVDボックスが発売中。ジョーダン・ピールら製作陣のインタビュー映像が解禁となった。
本作のオリジナルは、米国で1959年に放送が始まり、日本でも60年代に「ミステリー・ゾーン」の名で放送された伝説的ドラマ。いつも通りの日常から、ふとしたきっかけで非日常の奇妙な世界に迷い込んだ人々の悪夢的な体験を、一話完結で描いていく。1983年に映画化されたほか、TVシリーズとして2度リメイクされ、今回が3度目のリメイクとなる。
近年の社会問題をユニークな視点で風刺し、現実世界と地続きの恐怖を突きつけるストーリーは見応え充分。セス・ローゲン、スティーヴン・ユァン、ジェイコブ・トレンブレイら、錚々たる豪華ゲストスターが毎回出演しているのも見どころのひとつだ。
今回解禁となったのは、DVDボックス収録の特典映像「メイキング・オブ・トワイライトゾーン」から、インタビューを一部抜粋したもの。映像では、製作総指揮を務めたジョーダン・ピールとサイモン・キンバーグらが、今回のリメイク版のスタンスや、ロッド・サーリングが手掛けたオリジナル版への想いを語っている。ボックスにはこのほか、約151分にも及ぶ特典映像が収録されている。
「恐怖について分かったことがある」と前置きしたピールは、「物語を通じて恐怖と向き合うと自分自身や社会について新たな発見ができる。今を生きる我々は、社会の動きについていく必要がある」と、その使命感を明かす。また、「社会に関する主張と現実逃避の機会を同時に与えてくれるのが本作。脚本家に求められるのは、恐ろしさを秘めたメッセージと大いに説得力のある物語だ。例え話で真実を語ることができる」と、本作の強みを語っている。
「トワイライト・ゾーン DVD-BOX」
11月10日(水)リリース 10,230円 (税抜9,300円)
レンタルDVD Vol.1~5 同日リリース
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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