[里芋×鶏むね肉の簡単レシピ]料理研究家が教える、ナポ炒め!
里芋と鶏むね肉とトマトケチャップで作る炒め物レシピを、料理教室の主宰や料理本の執筆を手掛けるなど、幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。
里芋と鶏むね肉のトマトケチャップ炒め
モチモチとした里芋と、あっさりとした鶏むね肉をトマトケチャップでまとめました。ナポリタンをイメージした、ナポ炒めです。
材料(2人分)
里芋:3個
鶏むね肉:1枚
[A]
塩:ふたつまみ
酒:小さじ1
片栗粉:小さじ1/2
油:小さじ1
油(里芋に絡める用):小さじ1
油(炒める用):小さじ2
ニンニク:1片
酒:大さじ1
トマトケチャップ:大さじ2と1/2
ナンプラー:少々
パクチー:適量
作り方
里芋は泥を丁寧に洗い流し、皮ごと柔らかくなるまで蒸すか茹でる(電子レンジでも可。その場合は、下記の「おいしく作るコツ」を参照)。
おいしく作るコツ
・里芋を皮付きのまま柔らかくすることでぬめり成分が流れ出ず、火を通す時にほどよい粘りとなります。
・電子レンジを使用する場合は、里芋を水に濡れた状態で耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで2~3分加熱し、かたければ1分ずつ加熱して様子をみます。
鶏むね肉は、1cm弱くらいの厚さにスライスする(スライスの向きは、下の画像を参照)。
ボウルに2を入れ、Aを順番に揉み込む。
おいしく作るコツ
・片栗粉でコーティングすることで、鶏むね肉がかたくなったり、パサパサになったりするのを防ぎます。
・油を最後に揉み込むことで膜ができ、くっつきにくくなります。
1の皮をむいて6~7mmの厚さに切り、油小さじ1をからめておく。
おいしく作るコツ
里芋に油をからめておくことで、粘りが出てもくっつきにくくなります。
フライパンに油小さじ2と半分に切って芯を取ったニンニクを入れ、3を炒める。下の画像のように鶏むね肉が白っぽくなってきたら4を入れ、酒とトマトケチャップを加えて炒め、ナンプラーで味を調える。
おいしく作るコツ
トマトケチャップの甘味と酸味に、コクのあるナンプラーを加えることで、さらにメリハリのある味になります。
皿に盛り、みじん切りにしたパクチーを散らす。
味のアレンジ
炒める時に豆板醤を少し加えると、ピリ辛のトマトケチャップ炒めになります。
最後に
モチモチとした里芋と鶏むね肉のトマトケチャップ炒めを作ってみてください。
冷水希三子/Kimiko Hiyamizu
料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰
レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
ホームページ/Instagram/X
[里芋]皮むきや下ごしらえのコツ
秋の風物詩「いも煮会」や「いも名月」など、古くから祭りや神事には欠かせない、日本人とは長いつきあいの食材。水分を除くほとんどがでんぷん質です。食べるとかすかなえぐみを感じますが、これはシュウ酸を含むため。このシュウ酸は皮をむくときのかゆみの原因にもなっています。
最終更新:2024.05.13
文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ
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