新宿で激レア屋久島グルメを食いまくり! バスあいのり3丁目テラスで開催中「屋久島フェア」に行ってきた
九州本土最南端から60km南方には世界自然遺産にも認定された「屋久島」があります。屋久島では豊かな自然が育んださまざまな食材が収穫できるのですが、農業や漁業における人手不足や輸送費の問題で流通ルートの確保が難しく、島外で屋久島産の食材を食べるのは非常に難しいのだそう。
そんななか、東京・新宿の「バスあいのり3丁目テラス」にて、10月16日から10月31日まで屋久島産の希少食材を体験できる「屋久島フェア」が開催されています。
「バスあいのり3丁目テラス」は旅客用の高速バスの空きトランクを利用し、全国各地から新鮮な食材を輸送費を抑えながら調達するという画期的なシステムを導入している食のプラットフォーム。
今回の「屋久島フェア」で扱う食材も屋久島から食材を船便で鹿児島まで運び、そこからバスで福岡を経由して新宿まで運んできているそう。この流れで運送すると屋久島の食材も新宿まで通常の半分くらいのコストで運べるのだとか!
「屋久島フェア」開催期間中は本来なら屋久島に行かないと買えないようなお土産が揃っているだけでなく、屋久島の新鮮な食材を使った数々の激レアグルメを堪能することができます。
ありがたいことに屋久島フェアの開催に先駆けておこなわれたメディア向け試食会で一通り食べることができたのですが、どの料理も満足度が非常に高め。純粋に美味しかったですし、なにより希少なグルメを通じて現地の食文化に触れられて幸せな気分になれました。
屋久鹿タコス
屋久鹿タコスは世界自然遺産の環境で育った木の実や果実で育った鹿肉を使用。臭みの少ない赤身肉は旨味が強く、黒豚も合わせて豊かな味わいに。
スパイシーなソースとフレッシュなトマトの味付けが抜群でした。これはお酒を飲みたくなる逸品!
屋久島トビウオバーガー
トビウオは現在「あごだし」として人気ですが、屋久島では大きいサイズのトビウオが収穫できるため、唐揚げや刺身、寿司など、さまざまな食べ方で親しまれてきました。
今回はそんなトビウオのすり身を使った「つけ揚げ(さつまあげ)」をカラッと揚げたパティを使ったハンバーガーが食べられます。
肉厚なパティは表面がサクッと、中身はムギュッと弾力があり、噛みしめるとトビウオの芳醇な旨味が口の中一杯に広がります。屋久島産のジンジャーソースをメインで使った味付けもウマい!
燻製トビウオと茸のピッツァ
トビウオの燻製と旬の茸を合わせたピッツァはチーズをベースにしたシンプルな味付けなのですが、トビウオの燻製がニクイほどいい仕事をしていました。口から鼻に突き抜けて行くようなスモーキーさがクセになります!
サイズも大きめだったので、何人での来場だったらぜひオーダーしてシェアして食べたいですね。
屋久島流フィッシュ&チップス
屋久島流フィッシュ&チップスは屋久島産の白身魚とアオリイカを使用。弾力があって噛むほどに旨味が広がるアオリイカのフライは絶品! これを特製タルタルソースでいただきます。これもお酒がほしくなる一品ですね!
屋久島トビウオ柚子塩ラーメン
屋久島産のトビウオを出汁に使った、絶対に間違いのない柚子塩ラーメン。あっさりしているのにコクがあり、ゆずのさわやかな香りや海苔の香りも芳醇で、すごくいい味にまとまっていました。
メインで食べても、お酒を楽しんだあとにシメで食べてもOKな一杯!
屋久島クラフトビール Catch the Beer
そして極めつけは屋久島初のビール醸造所「catch the Beer」で作られたクラフトビール!
今回はたんかんを使ったペールエール「YAKUSHIMA TANKAN」と「YAKUSHIMA CEDAR」というベルジャンアンバーエールの2種が用意されているのですが、なんと後者は屋久島地杉の木片も使用されているそう。これがめちゃくちゃウマかった……!!
口に含んだ瞬間に広がる杉の香りがなんともオシャレ。ある意味、今回の屋久島フェアで最も屋久島らしさを感じられるメニューだったかもしれません。ビールがお好きな方にはぜひおすすめしたいですね!
ほかにも屋久島産の生姜を使ったジンジャーソーダやジンジャーサワー、屋久島産のたんかんを使ったジュースやたんかん酒(ロック・ソーダ割り)、屋久島産パッションフルーツを使ったサングリアなどドリンクメニューも充実。
まだまだ気軽に旅行には行きにくいご時世ですが、ぜひ新宿で屋久島の希少なグルメを堪能してみては。
開催概要
「屋久島フェア」
日時
2021年10月16日(土)~2021年10月31日(日)
11:30~21:00(ラストオーダー20:00)
場所
新宿「バスあいのり3丁目テラス」
東京都新宿区3-16-4
http://www.ainoribin.com/3chometerrace/ [リンク]
(執筆者: ノジーマ)
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