AIが「似合うメガネ」を店頭で瞬時に判別! JINSが独自のデジタルサービスを導入
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JINSは、メガネを試着・検討しやすくなり、購入体験が進化する独自のデジタルサービスを、全国のJINS全434店舗(2021年8月末時点)および、JINSオンラインショップで導入します。この新サービスで、WEBと店舗をシームレスにつなげるOMO(Online Merges with Offline)が具現化し、メガネがより選びやすく、スムーズに購入できる体験を実現していくとしています。
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AIでメガネの「似合い度」を判別
新サービスの注目機能は、似合うメガネをランキング形式でAIがレコメンドする「JINS BRAIN2」と、探している商品が見つからない状況を解消する「棚NAVI」の2つ。それぞれ、店頭に設置されたiPadや、来店客自身のスマートフォンから利用が可能。
「JINS BRAIN2」では、AIを活用することで顔の雰囲気だけでなく顔型も細かく判別し、「似合い度」を瞬時に判定。さらに、店頭もしくはオンライン上の在庫から、自分に似合うメガネをランキング形式でオススメしてくれる提案機能も新しく搭載。
同社の担当者は「選んだメガネの似合い度判定だけでなく、店舗在庫の中から似合い度順に商品をオススメすることで、お客様の『自分に似合うメガネを知りたい、買いたい』というニーズに応えられる」と話しています。
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スムーズな商品購入を実現
一方「棚NAVI」は、来店客の「探している商品の場所がわからない」という悩みを解消するサービスで、探している商品の陳列場所を店舗MAPで表示します。同社によると、これまで来店客から「ネットで探したメガネを、(一見類似のメガネが多く)お店に行くと見つけられない」という悩みを聞くことが多かったとのこと。
しかし「棚NAVI」を使うことで、探したいフレームの場所を店内MAPから知ることが可能に。事前にユーザーのスマートフォンから店舗の陳列場所を確認すれば、店内の滞留時間を減らし、スムーズに商品購入ができます(店内のiPadでも対応)。
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JINSはその他にも、JINSオンラインショップの「JINS BRAIN2」で体験したログ(似合い度や商品情報)が、ユーザーのスマートフォンに自動で保存される機能を追加。同社担当者は「これにより、オンラインショップでの商品購入はもちろん、店頭での商品購入もスムーズになります」とコメントしています。
(文・Takeuchi)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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