NHK「のど自慢」で鐘を鳴らす理由
NHK日曜午後の大人気番組「のど自慢」。のど自慢と言えば、思い出すのがあの鐘の音である。下手な人は鐘一つ、もう一歩の人は鐘二つ、上手な人は鐘乱打というのがこの番組のお約束。この三パターンの鐘はなぜ生まれたのか?番組が始まったばかりの頃は、合格の時に司会者が参加者に「合格です」、不合格の時には「結構です」と告げていた。しかし「結構です」を「(たいへん)結構です」と誤解し、合格したと勘違いする人が続出したため、鐘を鳴らし始めるようになった。さらにこの合否を決めている人は、鐘奏者の秋山気清さんではなく、会館の別室に設けられた審査室にいる。開催地のNHK放送部長や東京の芸能番組のプロデューサーが、テレビ画面を通して審査をしているという。その結果を秋山さんに伝え、鐘を鳴らしてもらっている。ちなみに、不合格の鐘一つは「ド」の音、あと一息の鐘二つは「ド・レ」、合格の場合は「ドシラソ・ドシラソ・ドミレ」の音だそう。
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