「空飛ぶクルマ」の「AirNavi」実証実験が「クリ“ミエ”イティブ実証サポート事業」に採択
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エアモビリティ株式会社は、『「空飛ぶクルマ」のナビゲーションシステム「AirNavi」のドローンを使用した実証実験』が、三重県「クリ“ミエ”イティブ実証サポート事業」第1期の公募において、事業採択されたことを発表しました。
「クリ“ミエ”イティブ実証サポート事業」とは
三重県「クリ“ミエ”イティブ実証サポート事業」とは、三重県から全国に先駆けて、新型コロナウイルス感染防止対策や新しい生活様式のモデルが構築されることを目指すもの。
生活様式の変化に伴い発生する新たな地域課題・社会課題の解決や、「新たな日常」の実現に向けて、革新的なビジネスモデル・テクノロジーで対応しようとする国内外の大企業・スタートアップ(第二創業・企業の新規事業を含む)などからアイデアを募集。
オープンイノベーション支援実績の豊富な専門家によるコーディネートや、外部メンターへの相談、自治体職員によるハンズオン支援などによって、開発や実証実験・社会実装をサポートします。個社で取り組むよりも自治体のリレーションと後ろ盾があるため、よりスムーズな事業の推進が期待されます。
「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指して
今回の実証実験は、「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指し、実際の運航に不可欠な空のナビゲーションシステム「AirNavi」について、安全かつ簡単に航⾏するために必要な機能などの実証を実施。その有効性を、三重県にてドローンを使用して検証します。
「AirNavi」では、利用者が目的地を入力すると、ASCP(※)上で気象データや「空飛ぶクルマ」のバーティポート(離着陸場)情報など諸条件を鑑みて最適な飛行ルートが算出されます。
※ASCP(AirMobility Service Collaboration Platform):「空飛ぶクルマ」が安全に運航するためのインフラプラットフォームであり、「AirNavi」は、ASCPの主要機能の一部。
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なお、気象情報や地図データ、バーティポート情報、リスクアセスメント情報などのデータ連携、各種機器は本実証に参画している各企業より提供されるとのこと。
本実証実験を踏まえて、2022年以降には、三重県で「空飛ぶクルマ」の有人飛行をいち早く実現させ、社会実装を目指します。
(文・和泉ゆかり)
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