ツナマヨ・ペヤングはチャーハンでこそ生きる!「なんでもチャーハン」史上トップレベルの一品が完成か?!
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「ペヤングに ツナマヨを入れてェ! チャーハンを作るのだァ!」
編集部ミーティングで下されたいきなりの指令。
当初は発言の意味も分からず、これを下した編集主幹はやっぱり狂ってるのかなあ、とほんのり心配になりました。
それでもいろいろ検索ワードをインターネットに放り込んでみたところ、どうやら“酒のつまみ”として部下が用意してくれたという“ツナマヨ入りペヤング”がSNSで話題になっていた直後というタイミングでの発言だったのです。
それがわかった筆者、「良かった……。狂った編集部の人は居なかったんだね」と、にこやかな顔でツナマヨ・ペヤングチャーハンの準備に取り掛かりました。
ツナマヨ・ペヤングの威力
チャーハンの前に、まずはツナマヨ・ペヤングがどういうものであるかを確かめることにしました。わかったようなつもりでいましたが、そもそもツナマヨ・ペヤングという文化はこれまでの人生には皆無でしたからね……。
まずはペヤング。これが無いと始まらない。
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お湯を入れてペヤングを作っている間に、ツナ缶の汁(オイル)を切りましょう。オイリーな液体がほぼほぼ無くなったのを確認したら、好みの量のマヨネーズとツナを混ぜ込んでツナマヨ準備OK。
仕上がったペヤングにツナマヨを乗せ、ふりかけしたらツナマヨ・ペヤング完成です。
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ペヤング、ツナ缶、マヨネーズ、すべて身近な材料ばかりだけど皆さんこうして会うのは初めてですね、というメンツなのですが、食べてみて驚き。
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ペヤング単体にマヨの酸味と魚のうま味が追加されることにより、全体に爽やかさと旨みの深度が増幅されました。ペヤングのソースが持つフルーティーさが際立ち、魚が持つイノシン酸で旨みの幅が明らかに増しています。
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これは確かに美味いし、お酒のおつまみというのも納得。単体のツナマヨだと油っぽさと酸味がいささか強めですが、ペヤングに加わることで角が取れた印象。白米に合うツナマヨだからこそ、ペヤングでもイケるということなのか。
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ツナマヨ・ペヤングをチャーハンにする“ベスト”な手順は?
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まずはいつもの手順通り、麺を適度な大きさに砕いて水で戻します。ニュアンスとしては6~7割水を吸えば準備OK。水はあくまで少な目です。
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今回は材料にツナがあるので、いつもの玉子は無しで進めます。従って最初はライスだけで炒める状態。素ライス炒めからペヤングを入れて、強火で余分な水分を飛ばしつつ焼き目をつけていきます。
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さてツナマヨをチャーハンにするにあたり、一瞬悩んだのは調理法。チャーハンにマヨネーズを加えてパラパラに仕上げるレシピもありますが、ツナマヨ全部を加熱調理してしまったらマヨの酸味が失われてしまうのではないか、という不安もあります。
そこで今回の調理ではツナマヨ半分を加熱、残りはトッピングとしてみました。
塩味はペヤングのソースが頼りですが、油分が多いメニューなので先に少し塩コショウを足しておきます。
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ソースも加えてサッと炒め、ツナマヨと特製ふりかけを散らしたら完成です。
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これは、何? 何? 超旨いんですけど!
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一口食べて改めて感じたのはペヤングとマヨの相性の良さ!
トッピングを混ぜないチャーハン部分はクリーミーでいて酸味のアクセントもほど良く加わっています。
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食べていてつくづくすごいなと思うのは、ペヤングのソース味をベースにした“別物”になっている点。化学変化起きてます。
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ツナマヨ・ペヤングの時にも述べましたが、この組み合わせのすごいところは本来のソースが持つフルーティーで奥行きのある味わいが、玉子や油の持つコクや魚が持つうま味成分によって全体パラメーターを大きくしつつ、ほど良く絶妙な塩梅でバランスを変えているところ。
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分けたツナマヨトッピングも大正解。フレッシュなマヨネーズとツナのストレートな味わいが、マイルドなチャーハンにアクセントを加えてくれます。
統一感を持たせつつも、出るところは出すというこの旨みのメリハリをこの一品が包み込んでいます。
あえてチャーハンにすることでツナマヨ・ペヤング単体(?)で感じていたオイリーさも軽減されていました。マヨのオイル効果でご飯もほどけ、いい具合のパラパラながらしっとりさもある“町中華風”に仕上がっています。チャーハンにすることで良さがプラスされた好例と言えるでしょう。
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軽い気持ちで作り始めた今回のなんでもチャーハン、ひょっとしたらすごいメニューに出会ったかもしれないです。
カップ麺を用いたチャーハンの中でも、ツナマヨ・ペヤングチャーハンは“らしくない仕上がり”。こういうオリジナルメニューが実はあるのでは? と思わせるようなマジのチャーハンぽさを備えていました。
これはちょっと、個人的にもリピートしてみます!
■なんでもチャーハン
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