Zoom商談を書き起こしてSalesforceに自動入力する「アンプトーク」
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amptalk株式会社は、Zoom商談の録画を自動で取得して書き起こし、Salesforceに自動入力するオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」を2021年9月1日に正式リリースしました。
これにより、営業担当者の業務負担を軽減すると共に、営業担当者間の商談内容の差を可視化し、スキル改善や受注率向上に貢献していきます。
「アンプトーク」でできること
「アンプトーク」は、Zoomの録画データを自動で取得。話者ごとに話した内容を書き起こして、Salesforceに入力するツールです。「アンプトーク」とZoomならびにSalesforce、Googleカレンダーなどを連携し、Zoomでの商談を録画。商談終了後、録画した動画は自動で「アンプトーク」上にアップロードされ、書き起こし・解析されます。
可視化するトピックを企業ごとにカスタマイズできることや、過去に撮った商談動画などの手動アップロードができること、もポイントでしょう。
現在、商談ツールはZoom、SFAはSalesforceのみの対応となっていますが、今後拡充していくとのことです。
開発背景と今後の展望
同社は、100社以上へのヒアリングを通して、営業担当者の2つの大きな課題に気づいたといいます。ひとつが、「商談が終わるたびにSFAに商談録の入力をする必要がある」ということ。そして、「なぜ営業のトッププレーヤーが成果を挙げているのかわからず、それ以外のプレーヤーへのフィードバックが主観的になり、無駄なコミュニケーションコストがかかる」ということです。これらの課題を解決するために「アンプトーク」が開発されました。
今後は、さらなるプロダクト開発・販売のための採用に注力すべく、2021年5月に、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタル株式会社より約1億円の資金調達を実施しています。
(文・Higuchi)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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