赤しそジュースの作り方!パイナップルとはちみつの発酵&甘みで
夏に出回る赤しそは、きれいな色味のジュースになります。今回は、発酵マイスターの田中菜月さんに、砂糖を使わない赤しそ発酵ジュースを使った、ソーダを教えていただきました。
赤しそとパイナップルの発酵ソーダ
砂糖の代わりに、パイナップルとはちみつを使った甘すぎない赤しそ発酵ジュースを、炭酸水で割っていただきます。
材料(作りやすい分量)
赤しそ:100g
水:1000ml
パイナップル(生、皮をむいたもの):200g
はちみつ:大さじ1
炭酸水:お好みの分量
注意:はちみつを使用していますので、満1歳未満の乳児には与えないでください。
作り方
赤しそは葉を摘み、よく水洗いする。
大きめの鍋に水を入れて沸騰させ、1を入れる。中火で15分ほど煮出す。
ざるに上げてしぼり、赤しそと煮汁を分ける。
煮汁の粗熱が取れたら、ひと口大に切ったパイナップルとはちみつ、煮汁を煮沸消毒した容器に入れ、常温で保存する。
1~3日たってシュワシュワと発酵したら、パイナップルを取り出し、発酵しそジュースの完成。
飲むときは、5と炭酸水をお好みの割合で混ぜていただく。
memo
・パイナップルのクエン酸で、きれいな赤色の発酵しそジュースになります。
・でき上った発酵しそジュースは冷蔵庫で保存し、1週間以内にお飲みください。
・3の工程でしぼった赤しそは、乾燥させてから塩麹を加えると、かわいいピンク色の赤しそ塩麹になります。冷奴やそうめん、ドレッシングなどいろいろなものに活用できます。
・5で取り出したパイナップルは、冷やしてそのまま食べてもいいですし、ヨーグルトのトッピングにしたり、刻んで酢の物に混ぜたりしてもおいしく食べられます。
最後に
きれいな発酵赤しそジュースを、ぜひ作ってみてください。
田中菜月/Natsuki Tanaka
発酵家/モデル
2011年体調を崩した時に、りんご酵母と出会う。2012年ファスティングと発酵の資格を取得。2015年発酵と藝術が融合した田中菜月発酵展「醸し醸され~春うらら~」開催。同年、発酵食のワークショップ「Natsuki’s HaCcOoo Lab」スタート。東京と名古屋をベースに発酵の根源的魅力を伝え続けている。近年では、絶滅危惧種の発酵食や常滑焼の復興活動の他、CALPIS・LEXUSなどの企業や発酵居酒屋のプロデュースも手掛けている。
ホームページ/Instagram
[しそ]料理のアクセントに使いたい、栄養豊富な名脇役
料理の香りや味のアクセントとして好まれるしそ。利用する部分によって、芽じそ、葉じそ、穂じそ、実じそなどと呼びます。
一般家庭におなじみなのが葉じそ。葉じそには「赤じそ」と「青じそ(大葉)」があり、赤じそは初夏~夏が旬。「青じそ(大葉)」と呼ばれる緑のしそはビニールハウスで一年中つくられ、通年で手に入れることができます。
最終更新:2022.06.15
文・写真:田中菜月
監修:田中菜月、カゴメ
出典:
文部科学省 食品成分データベース(パイナップルのクエン酸)
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