長野と山梨の一部でしか買えないご当地カップ麺「ポンちゃんラーメン」を食べてみた
先日、山梨の方に私用で出かけたときに珍しいカップラーメンを見かけました。信陽食品の「ポンちゃんラーメン」です。しょうゆ味とみそ味の2種類どちらもお土産に買って帰ってきました。
ポンちゃんラーメンは長野県を中心に販売されていて、山梨県でもごく一部の店舗で取り扱いがある模様。ポンちゃんラーメンは袋麺が1964年に発売されたという歴史もあり、カップラーメンよりも袋麺の知名度が圧倒的に高いのだそう。
以前には長野出身のオサダ記者もポンちゃんラーメンの袋麺を紹介する記事を投稿していましたが、そんなオサダ記者もカップラーメンの方は未食とのこと。なかなかレア度が高そうです。
スーパーグルメ長野編 『ポンちゃんラーメン』~素朴な魔力を持つ長野のローカルインスタントラーメン https://t.co/j3Q8zSqFrY #getnews #ガジェット通信 pic.twitter.com/FpksAKCqBc— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) January 17, 2019
ポンちゃんラーメンのカップラーメンを食べてみた
というわけで早速食べてみることにします。まずはしょうゆ味の方からいただきましょう。
容器の中はかやくと粉末スープという王道の編成。麺は昔ながらのフライ麺で、量は60gとのこと。
かやくはコーン、わかめ、なると、赤ピーマン、ねぎと5種類も入っていました。袋麺の方にはかやくが入っていないので、比べると結構お得感があるのかも。
熱湯を注いで3分でできあがり。具の種類が多く、色も緑、赤、黄色と散らばっているので、見た目はなかなか華やかですね。
で、食べてみるともうなんというか、ノスタルジーを通り越して1980年代くらいにタイムスリップしたかのような感覚。昔ながらのしょうゆ味のカップラーメンというより、昔のしょうゆ味のカップラーメンそのもの。35年前に埋めたタイムカプセルから出てきたカップラーメンを食べているかのようです。
調味油などという概念もないのでスープはとことんあっさり。余計なものを極限まで削ぎ落とし、さらに今のラーメンの感覚だと割と大切にしそうな要素まで削ぎ落とした感のある醤油スープ。とことんシンプルだし、チープなんだけど、でもこれはこれでスナック感覚で食べられてうまい。令和時代のカップラーメンの物差しでは比べられない美味しさがありますね。
具にわかめがたくさん入っているせいか、エースコックの「わかめラーメン」っぽい雰囲気も感じました。
次に食べてみたみそ味はさらにシンプル。こちらも粉末スープで作るタイプで、調味油なども入っていないので、味噌の風味がかなりあっさりとしています。
スープの透明度が高く、かやくの構成も同じなので、写真だけ見たらしょうゆ味なのかみそ味なのか判別がつきません。笑
こちらもとことんあっさり系のスープなんですが、その分麺自体の塩味やわかめの旨味がしっかり感じられるのはなかなかいい感じ。麺に具がたっぷり絡んでくるのも満足度が高いですね。
2種類のポンちゃんラーメンのカップラーメンを食べてみましたが、個人的にはしょうゆ味の方が好みですね。でもどちらも「昔のカップラーメンはこういう感じだったな~」と懐かしい気持ちに浸れる、素朴でおいしいカップラーメンでした。
販売元の信陽食品のサイトには販売店情報も掲載されています。お近くにお出かけの際にはぜひお土産にいかがでしょうか。
ポンちゃんラーメン販売店リスト(信陽食品)
http://www.shinyo-f.co.jp/contents/list/[リンク]
(執筆者: ノジーマ)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。