LINEリサーチがシェアリングサービスの現状を調査! メルカリが圧倒的な1位に
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約549万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」。
LINEが運営する同プラットフォームでは、シェアリング・レンタルサービスについて「買う・借りる側」として利用することをメインに4つの分野ごと(モノ、モビリティ、スキル、空間・場所)の認知や利用状況、また利用・非利用の理由などについて調査。同調査は、2021年6月15日~6月18日に全国の日本全国の13歳~79歳の男女約2万人を対象に実施されました。
「モノ」関連の分野が最も高く約7割
まず「シェアリング/レンタルサービス」の分野別の認知について聞いたところ、衣類や日用品などの売り買い/貸し借りをする「モノ」関連のサービスでは、全体の約7割の人が認知している結果に。最も有名な例でいうと「メルカリ」が挙げられるでしょう。これらフリマサービスなどの普及によって、身近なものとして浸透していることがうかがえます。
次いで認知が高いのは「モビリティ」関連のサービスとなっており、全体で3割台となっています。年代別にみると、いずれの分野も20~30代の認知率が他の年代の割合に比べて高い結果となりました。
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20~30代の利用経験は約半数に
では、「買う・借りる側」の利用経験はどうでしょうか。サービスの認知同様に「モノ」関連のサービスを利用したことがある人の割合が最も高く、全体で3割台という結果となっています。やはり「モノ」関連のサービスは私たちにとって最も身近な存在であることがわかります。
一方、「モビリティ」や「スキル」「空間・場所」関連のサービスにおいては1割未満となっており、「モノ」関連のサービスに比べると利用経験率は高くない状況。
また、年代別では「モノ」関連のサービスでは20~30代が約半数、「モビリティ」や「空間・場所」関連のサービスでは20代が約1割、「スキル」関連のサービスでは年代で大きな差はありませんが、30代の利用経験が若干高い傾向となっています。ビジネスマン向けに「スキル」関連のサービスが人気があるのかもしれません。
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(文・Takeuchi)
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