【東京ゲームショウ】新作グッズいっぱいの『ゲームセンターCX』ブースにてプロデューサーを突撃インタビュー
CS放送ながら口コミで人気が広がり、DVDの販売及びレンタルも爆発的ヒットとなっている、フジテレビCS放送の『ゲームセンターCX』。こちらが東京ゲームショウ2009にて物販ブースにて参加しているということで、さっそく突撃取材してきました。『ゲームセンターCX』はお笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉氏が、“有野課長”として昔懐かしいレトロゲームに挑戦し、クリアをしていく番組です。タレントが有野氏しか出ていないということと番組予算の都合からか、本来裏方であるはずの番組スタッフがどんどん番組内に登場する珍しいタイプの番組です。
東京ゲームショウにおいて『ゲームセンターCX』ブースでは毎回新作を含む様々な会場限定グッズを販売しています。今回はキャラクターチャームをあしらったボールペンやシャープペンシル、携帯ストラップなど盛りだくさん。暖かい飲み物を入れると「左押してスタート」という、番組内で名言となったレトロゲームの定番コンティニューコマンドが浮かび上がるマグカップや番組スタッフオリジナルのTシャツなど、一風変わったおもしろグッズがあふれています。今年のブースのみどころについて、実際に販売していらっしゃった物販担当者様にお話をお伺いしてみました。
ガジェット通信(以下ガジェ通:): もう4年連続で参加されている東京ゲームショウ物販ブースですが、今年の物販の”ウリ”はどこでしょうか?
物販担当者様(以下GCCX物販): 今年特に力を入れたのは番組オリジナルの王様と課長といったキャラクター物のグッズ、そしてイラストTシャツと筆文字Tシャツという、2種類の新作Tシャツです。イラストTシャツについて、これまで名物スタッフをモチーフにした物などはあったのですが、今回趣向を変えてイラストレーターの森泉岳士(たけひと)氏にお願いして敢えてこれまでとはちょっと違う物を作りました。『わたしのものがたり』という絵本シリーズをつくっているイラストレーターで、絵本の文章を作っている方がプロデューサーの知り合いだったことから、そのつながりでお願いする事になりました。また、もう片方の筆文字Tシャツはプロデューサー自らが筆をとり、したためたものをそのままプリントしています。
ガジェ通: 「人生における大切なことは全てゲームで教わった・・・・」というこの文字は、8月29日~30日に行われた「ゲームセンターCX24時間生放送」に向けて番組スタッフの方で作詞作曲をし、ADの方が歌まで歌われたオリジナルソング『ラストコンティニュー』において、プロデューサーさんが作詞された歌詞の一部ですね。この『ラストコンティニュー』も、『ゲームセンターCX』ファンは発売を待望しているのではないかと思います。私も今回、もしかしたらこのブースで販売が行われるかもしれないと淡い期待をしていたのですが……。
GCCX物販: いや~、今のところ発売予定は全くないですね~。
ガジェ通: 内部では予定していて実はまだ発表できないとかは……。
GCCX物販: 現状は全く予定がないです(笑)。
ガジェ通: そうですか・・・。非常に残念ですが、ファンの声がものすごく大きかったらもしかしたら実現したりしないでしょうか。
GCCX物販: どうでしょうね~、今後皆様の声がどれだけ大きいかで……(笑)。
ガジェ通: ありがとうございます。曲の一部は公式携帯サイトにて着うた配信されていますが、是非完全版の発売を楽しみにしております。ところでブースにはとても座り心地が良さそうな椅子が置いてありますね。もしかしてこれは実際に番組内で使われたものですか?
GCCX物販: そうです。実際に有野さんが座っていらっしゃるもので、ブースに来ていただいた方はどなたでも座って頂けます。是非課長の気持ちになってみてください。
ガジェ通: また、その後ろにあるのは有野課長が着ているのとは違う色の作業着ですね。こちらは確か番組内で有野さんが主任、課長代理と昇進していき、現在の役職である課長に昇進した際に少しだけ着用していた青紫の作業着ですね!確か有野課長の希望ですぐに元の色の物に戻ったという……。
GCCX物販: そうですね(笑)。こちらも東京ゲームショウの際に蔵出しで公開しております。
ガジェ通: さて、毎年有野課長が突然登場するこのブースですが、今回はいかがでしょう?
GCCX物販: 実は全く予定を聞いておりません(笑)。有野さんは27日(日)にイベントステージにてトークショウに参加されるらしいので、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。ただ次にそのまま仕事があるということでしたら難しいかもしれません。期待しないでおいて頂けるくらいがちょうどいいかと思います。
ガジェ通: 運が良ければ、もしかしたらここで生の有野課長に会えるかもしれないですね。そちらも非常に楽しみです。どうもありがとうございました。
突撃インタビューにも快く応じてくださった『ゲームセンターCX』ブース物販担当者様、誠にありがとうございました。と、物販担当者様のインタビューが終わったところで、なんとゲームセンターCXプロデューサーで総合演出、番組内ではナレーションまでこなす菅剛史氏が登場!ここぞとばかりに番組についてもお聞きしました。
ガジェ通: 2009年10月13日から第12シーズンが開始しますが、番組の今後についてお聞かせください。
プロデューサー菅様(以下GCCX菅様): 24時間生放送が無理をした感じがあったので、慣れない事はしない方が良いなぁと思いました。今後は原点に返って通常回に全力を出したいと思います。僕たちに武道館は早かったです。街のライブハウスに戻ります。
ガジェ通: 一視聴者としてはとても素晴らしく感じた24時間生放送だったのですが、やはり現場では結構ハードだったのでしょうか。
GCCX菅様: やはり24時間を有野さん一人というのは無理があったと思いました。そこは有野さんに大変申し訳なく思っています。ただ、終盤の「みんなで一つのゲームを一緒に解いていく」というところはすごく面白かったです。
ガジェ通: 本当は最後まで個室内で終了するはずが、菅さんの現場判断でフジテレビ局内のマルチシアターに抽選招待していた多くのユーザーの皆様の前に実際に机を置いて有野課長がステージ上で最後までプレイをされたというところですね。
GCCX菅様: 有野さんは普段は人前に出られている芸人さんですから、人前の方がやりがいがあるかなと考えました。結果成功はしましたけど、配分やバランスは難しかったですね。あの判断を後々、岐部(編集部注:番組構成作家の岐部昌幸氏)にほめられたのですけど、あの判断は誰にでもできると思うんです。しかし、その急な判断に最後まで付き合ってくれた技術チームについては誇りに思っています。
ガジェ通: あのラストは実際にテレビの前で見ていた私たち視聴者としてもドキドキする展開でした。さて、さきほど物販担当の方にもお聞きしたのですが、菅さんが作詞された『ラストコンティニュー』についてお聞かせください。
GCCX菅様: 『ラストコンティニュー』については制作陣みんな、実はちょっとだけ満足しています。有野さんも番組内では悪態をついていましたが、実は嫌っていないんです。ずっと1曲くらいは番組オリジナル曲があってもいいなぁと思っていたのですが、いきなり作っていきなり発表するのはちょっと気持ち悪いじゃないですか。だから、そういう意味では24時間生放送はきっかけとなって良かったと思いました。
ガジェ通: やはり発売は無いのでしょうか?
GCCX菅様: まだ何も決まっていませんが、何かのおまけでつくということはあっても、発売はないですね(笑)。
ガジェ通: そうですか!何かのおまけになる可能性はあるんですね!24時間生放送を全部収録したDVDにおまけとかそういうのは……。
GCCX菅様: いや~、生放送は生放送で見てこそのものがやっぱりあると思いますので、完全DVD化は無いと思います。是非生で感じて欲しいですね。
ガジェ通: 確かにその通りですね。私も24時間テレビの前にかじりつきっぱなしで、とても気持ちの良い夏の終わりでした。本日はどうもありがとうございました。応援しております!
GCCX菅様: どうもありがとうございました、今後とも『ゲームセンターCX』をよろしくお願いいたします。
菅様には大変丁寧に番組への熱意を語っていただけました。これからも色々な企画が続くであろう『ゲームセンターCX』、今後も見逃せないですね。そんな熱い『ゲームセンターCX』ブースに、是非訪れてみてください。熱意あふれるスタッフの方がきっと待っています。
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