【東京ゲームショウ】iPhoneゲーム(+α)総括【iPhone】
『東京ゲームショウ2009』初日はビジネスデイということもあり、目立った混乱も無く無事に終了。発売済みのものもありましたがiPhoneゲームも11タイトルが絶賛展示されておりました。そこで一挙にそれら11作品+αをお届けします!
・ウィアー・エンジニアリング
碁盤ではなく、球体上で五目並べを行う『WAE五目並べ』を出展。立体的な盤上での五目並べは思ったよりも刺激的。オンライン対戦が可能で、開発中のアンドロイド用『WAE五目並べ』ともつながります。
・コーエーテクモホールディングス
すでに発売済みの『Rio BkackJack』『DOA BlackJack』『Annie’s Wild Shot』の3作と、今秋発売予定の『三国志TOUCH』。『三国志TOUCH』は既に昨日の記事にて紹介済みですが、かなり硬派。快適な操作性と250名を超える武将数が用意され、発売が待ち遠しいところ。
・スクウェア・エニックス
本日発売した傾きアクションストラテジーの『スライディング・ヒーローズ』はiPhoneらしさを活かした作り。ユニットのレベルアップや最大8体まで参戦可能なゴチャキャラ戦闘は奥深さを感じ、ゲームショウでのプレイ時間では物足りないかも? また携帯からの移植作の2作、大河ストラテジーの『国敗れて山河あり』とRPGの『ソングサマナー 歌われぬ戦士の旋律 完全版』も発売日は未定ながら、発売はそう遠くにはならないとのこと。
・KEMCO
フライトシミュレーターの『エアロバティックヒーロー』でiPhoneに初参戦。“曲芸飛行”や時間内にコインを何枚集められるかを競う“コインゲット”など多彩なモードが盛り込まれています。また操作方法も“傾き”と“パッド”の2種類が用意され気合の程を感じます。
・Department ofMultimedia and Game Science, Lunghwa University of Science and Technology
こちらは台湾の大学からの出展。ファミリー向けのパーティゲーム集『Party Magic』と、昔話をモチーフにミニゲームを楽しむ『24 Smile』の2作品。どちらも日本での発売は未定とのこと。
・頓智
一部ユーザーが待ちに待ったアプリ『セカイカメラ』がついに昨日リリース。やはり気になるユーザーも多いらしく、ゲームショウ終了間際に触れたところ、いたるところにメッセージが。テキストだけでなく、写真やサウンドも貼り付けられ、新しい情報ツールとなりえるか期待の作品。
またビジネスデイのみの出展ですが、クウジットのブースでもiPhoneアプリを扱っていました。こちらのメーカーは前述の『セカイカメラ』の核となるWi-Fi測位ミドルウェア“PlaceEngine技術”を開発された会社。同技術を使いながら『セカイカメラ』とは違ったサービス『遊んでにゃ!』をAppStoreにて発売中です。
ザックリと紹介しましたが、記者が気になった点は2つ。1つは『スライディング・ヒーローズ』『セカイカメラ』の面白さ。どちらも触ってすぐに“新しさ”を感じさせてくれ、今後の展開が気になります。 と同時に気になったもう1点は、何社かのメーカー側から漏れ出た“iPhoneアプリの今後”。次作品のリリース予定が未定なメーカーは多く、やはり現在発売中の作品の売れ行きが良くないと、次の開発はないかも……といった本音をチラリとのぞかせていました。iPhoneアプリはゲームだけにとどまらりませんが一角を担う大事な分野。来年のゲームショウでは今年以上に盛り上がっていることを期待します。
■iPhoneに関するほかのニュース
【東京ゲームショウ】本格SLG『三国志TOUCH』【iPhone】
非公認iPod&iPhoneショップで iPod touchの電池交換をしてみた
【スイーツ疑問塾】「友だちからiPhoneもらったの。私のケータイでも機種変更できるの?」
iPhoneやiPod touchを「らくらく無線スタート」で接続する方法
あのRioがiPhoneに!『Rio BlackJack』!
インターネットの賑わっているところに大概参加をしながら約20年。 ここ最近はニコニコなどの動画サイトを根城にしつつ、何だかよく分からない生活を送る。 生放送においては過去に、日本全国を生放送をしつつ巡ったり、ヨハネスブルグ、ジンバブエ、カザフスタンなど「そもそも回線は大丈夫なの?」といった場所から生放送を行ったことも。 しかし、一番好きな場所は『自分の部屋』とのたまう、自称「世界で一番忙しいニート」・「世界で一番仕事をしない自宅警備員」。
ウェブサイト: http://com.nicovideo.jp/community/co7201
TwitterID: higeoyaji
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。