ユニクロがクイズラリーイベントを開催! 「サステナモード」の“緑ドラえもん”48体が横浜に集結
6月5、6、12、13日の4日間、「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」で、クイズラリー形式のイベント「RE.UNIQLO サステナクイズラリー with ドラえもん サステナモード」が開催された。
同イベントを主催するユニクロは2006年から、不要になった服を回収するリサイクリングボックスを全国の店舗に設置。2020年8月までの累計で、アジアやアフリカ、中東など75か国に対し4000万点以上の衣料支援をするなどの実績を持つほか、職業訓練などの自立支援プログラムを難民たちに提供している。
また、2020年9月には、回収した服に新しい価値を与えて次へと活かす、コンシューマー参加型の取り組み「RE.UNIQLO」を開始。同年11月には、国内で回収した62万着のダウン商品を再生および再利用した商品「リサイクル ダウンジャケット」を発売した。さらに、回収した服のうち服としてリユースできないものは、二酸化炭素の削減に役立つ固形燃料や自動車用防音材などに作りかえる取り組みを行っている。
そして今年3月、同社の「グローバルサステナビリティアンバサダー」に、「ドラえもん サステナモード」として、青から緑にカラーを変更した「ドラえもん」が就任し、サステナビリティをわかりやすく、楽しく、明るく伝える活動を行っていくことを発表。今回、活動の第一弾となるイベントとして、6月の「世界環境月間」をきっかけに「RE.UNIQLO」への理解を促進し、親子で楽しく学べるクイズラリーを開催した。
イベント当日、会場には48体の緑色のドラえもんが集結。参加者は施設入り口で配られたクイズラリーカードに記載されたクイズ全5問のヒントと答えを、48体のドラえもんの中から探しながら回遊した。
同店屋外には、ジャングルジムや滑り台などが設置されており、各スペースにドラえもんが散らばり、参加した子どもたちは施設の遊具で遊びながらクイズを楽しんでいる様子だった。ちなみに、同店屋外に設けられた公園は、誰でも利用することができる。
問題の一例を挙げると、「小さくて着られなくなった服って、どうすればいいんだろう? (1)すぐに捨てる (2)リサイクルする」や「ユニクロにお買い物にいくとき、持っていくものって、どっち? (1)着なくなった服とエコバッグ (2)ドラ焼きとタケコプター」など。
各ヒントがドラえもんの足元に隠されているなど、参加者は48体それぞれのドラえもんの中から探し出していった。
イベントには子どもを連れた家族も多く参加。4歳のあやねちゃん家族は「先日、買い物に来た際にイベントのことを知り、遊びに来ました。子どもも楽しめたので、またこのようなイベントがあれば参加したいです」と感想を話してくれた。
さらに「会場の隅から隅まで、いろいろなドラえもんを探しながらのクイズラリーで環境のことも学べて楽しかったです」と顔をほころばせていた。
このイベントは、人気キャラクターであるドラえもんに触れられるだけでなく、環境問題について考えさせられるなど、サステナビリティについて学べる機会となったようだ。なお、「ドラえもん サステナモード」の展示は、6月18日(金)までとなっている。
取材・文/小山田滝音
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