浄化槽の穴で保護された下半身麻痺の猫。人間を威嚇し、4本肢で歩けなかったのに・・・(涙)
保護猫活動を行う非営利団体「Cats Of San Bernardino」のある職員さんは、浄化槽の穴に落ちた一匹の猫を保護します。
「バステト」と名付けられたその猫は警戒心が強く、職員さんに対しても拒絶するように強く威嚇・・・。
しかし、職員さんの献身的なケアと深い愛情によって、バステトの心と体に大きな変化が訪れました。
職員さんを強く威嚇するバステト
救助要請を受けた職員さんが現場で目にした光景がこちらです。
出典:YouTube
浄化槽の穴に落ち、濁った水の中に座っている状態のバステト。
天井付近は不安定で崩れやすく、穴の中には砂や埃が舞っています。
そんな酷い環境から救い出されたバステトでしたが、職員さんたちはここからが大変でした。
出典:YouTube
バステトは怒りをあらわにし、職員さんが触ろうとすると強く威嚇。
人間に慣れていない上に、体の一部に痛みを感じていたようです。
職員さんが献身的にお世話し続けた
バステトはすぐさま獣医クリニックへと運ばれ、鎮痛剤を処方されました。
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また、全身に蚊の幼虫が這っていたそうですが、時間をかけて綺麗にしてもらいます。
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こうした作業で、職員さんはバステトが少しずつ自分たちを信頼し始めたと感じたそう。
ところが、バステトは他にも大きな問題を抱えていました。
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なんと、バステトの後ろ肢はどちらも麻痺しており、前肢だけで体を引きずるように歩くことしかできなかったのです。
リハビリを開始する前にまずは人間に慣れさせるため、職員さんはバステトを抱えて生活することに。
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するとバステトは、徐々に触られることを許すようになりました。
そいて、職員さんによる後ろ肢のストレッチやエクササイズがはじまったのです。
出典:YouTube
ある時、職員さんはこれまでピーンと伸びていたバステトの膝が曲がっていることに気付きます。
そこでバステトのために歩行用ハーネスを制作。
出典:YouTube
これを使って歩く練習を開始しました。
バステトに大きな変化が!
職員さんの献身的なサポートによって、バステトに大きな変化が!
ある朝、目に飛び込んできたのは・・・
出典:YouTube
4本肢で立ってエサを食べるバステトの姿。
それだけではありません。
出典:YouTube
なんと4本肢で歩けるようになったバステト。
また、ジャンプしたり、思いっきり走れるまでになりました。
出典:YouTube
そしてもう一つ、大きな変化が。
出典:YouTube
バステトは職員さんに懐いてベッタリ。
威嚇していた時と同じニャンコとはとても思えない光景です。
職員さんの無償の愛や優しさが、バステトの心と体を元気にしたのです。
辛い体験をしたバステトには、これから沢山の幸せが待っていることを願います。
動画はこちら
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出典:YouTube(Woman Rescues A Very Angry, Growly Feral Kitten And Earns Her Love | The Dodo Cat Crazy)
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