スマホカメラの画像からAIによる和牛の個体識別ができる「鼻紋認証技術」
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香港に本社を構える華和結ホールディングス株式会社が投資・運営するAIプラットフォーム「AiBank.jp」は、AIで和牛を識別する「鼻紋認証技術」を開発し、特許を取得しました。
個体の鼻紋をデジタル管理
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鼻紋による牛の個体識別は、品種管理の重要な手段なのですが、これまでの鼻紋採取は、インクをつけたローラーを素早く牛の鼻に塗り、和紙を当てて写すという完全手作業。これでは非効率的な上に牛にストレスがかかるなどの課題があったといいます。また、採取されたデータが紙で保管されるため、紛失・破損・偽造などのリスクがあることや、個体識別の際に人の目で照合するため誤差が生じやすいことなども課題のひとつだったようです。そんな中登場した同技術は、これらの課題を解決に導いてくれるのではないでしょうか。
今後は、和牛の飼育管理・生産追跡にとどまらず、犬や猫など他の動物の認証と管理、ペットの保険認証、野良動物の管理などでの活用も視野に入れているとのことです。
AiBank.jpについて
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MEGVII社のeKYC技術には、静止画像で認証する「サイレント生体認証」と動画で認証する「動作生体認証」、そして静止画・動画に加え彩光検測で認証する「カラー認証」があります。その中で「カラー認証」は、スマートフォン画面にランダムに表示される10色の光を人の顔に映し、その色変化などから本人かどうかを識別するというもので、精度・安全性・UXにおいて他の2つの技術よりも優れているとされているようです。
なお、「サイレント生体認証」「動作生体認証」「カラー認証」はパッケージでの提供となり、リーズナブルな価格で使用シーンに応じて認証方法を選ぶことができるというものポイントではないでしょうか。
(文・Higuchi)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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