【映画】近年稀にみる素晴らしい洋画の邦題「アオラレ」がスゴイ / ラッセル・クロウ主演「あおり運転の最終形態」
洋画の邦題が作品の良さを台無しにするパターンは多々あるが、むしろ邦題のほうが良いパターンは極めて稀。30年に1~2本くらいの低確率なのだが、久々に素晴らしい邦題の洋画が誕生した。あおり運転のクソ野郎を演じるラッセル・クロウの主演映画「アオラレ」である。
・「アオラレ」にしたのは大正解
ストーリーは母子の運転に腹を立てたラッセル・クロウがあおり運転をブチかます内容なのだが、正直、内容より邦題のほうが高評価。原題は「Unhinged」だが、そのまま日本公開させず「アオラレ」にしたのは大正解であり、発案者のセンスに脱帽。
・あおり運転の最終形態
しかも「あおり運転の最終形態」「ラッセルクロウに煽られた」というあおり文句も素晴らしく、あおり運転だけに二重の意味で最高すぎる。あおり運転という内容の時点で物語に深みを求めてはいけないが、「アオラレ」という邦題だけで最初から最後まで観客のモチベーションを保たせる魅力があるはず。
・タイトルだけで大満足
ぶっちゃけ、観に行かなくて良いかなと思っている。観たら「アオラレ」という素晴らしい邦題によって心の奥底から湧いてきた作品に対する敬意が消えてしまいそうだから。タイトル勝ち。本やCDのジャケ買いなたいなもの。タイトルだけで大満足。
・映画館でラッセルクロウに煽られよう
しかし、かつて世界的大ヒットとなったカーアクションスリラー映画「激突」「続・激突!/カージャック」(スティーヴン・スピルバーグ監督)を彷彿とさせる展開も期待できるので、それらの作品が好きな人は観る価値はあるかもしれない。映画館でラッセルクロウに煽られよう。
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執筆: 桃色のガンダルフ
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