まるでペットとトークしているようなペット状況確認サービス「waneco talk」

株式会社日本動物高度医療センターは、日本電気株式会社(NEC)と連携し、まるでペットとLINEでトークしているような飼い主向けサービス「waneco talk」の実証実験を2021年4月1日からNEC社内にて開始した。一般提供は8月を予定している。
LINEトークでペットの状況を把握

飼い主がLINE公式アカウントの「waneco talk」ボタンをタップすると自動で「何してる?」と話しかけ、例えば、AIが活動データからペットが眠たいと分析すれば「ねむねむ」、起きたと分析すれば「起きた~」などまるでペットが話しかけてくるようなメッセージが送られてくる。
なお「PLUS CYCLE」は、首輪に装着しても負担が少ない約9gの小型軽量のデバイス。3軸加速度センサーで活動量・睡眠時間を、気圧センサーでジャンプ数を測定する。2021年4月1日から開催される「インターペット2021」に出展予定とのこと。
「waneco」第1弾のサービス

「waneco」は、犬種や猫種・年齢・性別・アレルギー・健康状態・特徴などをIDとして登録し、AIの分析を通じて犬や猫向けにパーソナライズされたサービスを受けられるようサポートするプラットフォーム。例えば、動物病院やペット可能なホテル・飲食店、ドッグランやペットサロンなどでwanecoのIDを活用したサービスを受けられるようになるという。そんな「waneco」の第1弾として提供されるのが「waneco talk」というわけだ。
将来的には、「PLUS CYCLE」と「waneco」が連携することで、心拍・体重・体温・尿量などの生体データや電子カルテ・ペット保険から得られる診療・疾患データを集積するPPHR(Pet Personal Health Record)を構築し、「NEC the WISE」による分析を活用した「データ駆動型 予防動物医療」の実現を目指す。
なお、「waneco talk」の利用には、スマートフォンと「waneco」のLINE公式アカウント、「PLUS CYCLE」のほか「obniz BLEゲートウェイ」が必要となる。

ウェブサイト: https://techable.jp/
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