【米軍】最高速度マッハ6の次世代航空機を2030年までに開発 / 軍用極超音速無人航空機SR-72「時速7400キロ」

あなたが生まれていなかったかもしれない1964年12月22日、マッハ3を誇る超音速越えの航空機「SR-71」が初飛行し、ブラックバードの愛称で多くの人たちに衝撃を与えた。すでに1998年に退役しているSR-71だが、それ以来、超高速航空機の開発が鈍化していると思われていたが、ここにきて、まさに度肝を抜かれる航空機が誕生しそうだ。

・SR-71の誕生から66年の時を経て

最高速度マッハ6の軍用極超音速無人航空機「SR-72」だ。2030年に運用開始となる予定で、SR-71の誕生から66年の時を経て、最高速度が倍となった近未来の次世代型航空機がこの世に出るのである。

・常識をくつがえす技術と発想

SR-72を開発しているのは、SR-71と同様に北米ロッキードマーティン社の極秘開発部門のスカンクワークス。いままでの常識をくつがえす技術と発想で航空機等を開発し、SR-71の際も多くの人たちに能力と奇抜さで驚かせた。

・燃料が漏れることがデフォルト

たとえばSR-71はマッハ3で飛行することにより機体が超高温となる。チタン合金で作られていたものの熱膨張は避けられないため、熱膨張を見越して機体に隙間を作りしのいでいた。よって、通じ用の温度下では隙間がありすぎて、燃料が漏れることがデフォルトであったともいわれている。

・マッハ6は時速換算で約7500キロ

そんなSR-71から66年の時を経て、2030年には速度が倍となったSR-72が登場する予定だ。マッハ6は時速換算で約7500キロであり、単純に計算すれば日本列島を1時間1往復できてしまう速度である。

理論的にはさらに高速で飛ばすことはできるようだが、エンジンパワーというよりもガラスなど機体の耐久度にあわせて開発する必要があるため、今の技術では耐久度が追い付かないのかもしれない。

・私達にも恩恵があるかも

この技術が民間機にも応用できれば、私達にも恩恵があるかもしれない。それは100年先か、300年先か、いつになるかわからないが夢のある話である。

もっと詳しく読む: 【米軍】最高速度マッハ6の次世代航空機を2030年までに開発 / 軍用極超音速無人航空機SR-72「時速7400キロ」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2021/03/24/sr71-sr72-air-news/

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