冷蔵庫の中身がスマホでわかるように! パナソニックの最新冷蔵庫の進化がすごい

コロナ禍の1年を過ごしてきた中でおうち時間が増えたことによる電気代の増加や、まとめ買いした食材の保存方法、除菌や脱臭といった清潔性など生活に不可欠な冷蔵庫に対する課題点は大きい。

そんな課題を解決してくれるのが、2月25日に発売されたパナソニックのIoT対応冷蔵庫7WPXタイプ「F657WPX」(650L・市場想定価格約43万円税別)と「F607WPX」(600L・市場想定価格約41万円税別)だ。

GPSと連携した業界初の「AIエコナビ」は、アプリを通じてスマホのGPS機能から外出やまとめ買いを予想し、自動で省エネ対応をしてくれる優れもの。従来の本体センサー制御に加えて、外出を検出すると自動で節電モードに移行してくれるため省エネに役立ってくれる。

「お買い物準備モード」は、登録した買い物先に滞在していることをGPSで感知すると、帰宅前に予冷運転を開始して、たくさんの食材を入れたとしても内部の温度が上がりにくく調整。アプリを利用するとドアの開閉数や電気代の削減目安も確認できるので、見える化することで省エネ意識が高まるのだ。

省エネだけではなく、おいしく食材を保存してくれる機能も進化。約-3℃でまとめ買いでも鮮度を長持ちしてくれる「微凍結パーシャル」は、ステーキ肉や豚ロースなどのお肉類も、最長14日間新鮮に保存してくれるように。長時間保存していても鮮度が保たれている。

まとめ買いが多くなってくると「名もなき家事」とも呼ばれている食材のストック管理の負担も増えてしまう。賞味期限を切らしてしまうことはもちろん、ダブり買いをしてしまっては意味がないので、悩みを抱えているご家庭も多いはず。

IoTに対応してこの問題を解決してくれるのが、業界初の機能「ストックマネージャー」だ。冷蔵庫内に重量検知プレートを設置して専用アプリをスマホに入れることで、重量から登録した食材の残量を確認できる。これにより、外出先からでもスマホで冷蔵庫内の食材の在庫を確認できるように。

管理したい食材の下に置くことで検知可能で、食品がずれないよう棚の上に置いて使うことが推奨されている。野菜室でも使用できるので、米びつの下に敷くのがおすすめだ。

使い方は簡単で、アプリを通じて食材名から置きたい食材を検索するほか、自分で食材名を入力して登録。個数管理かパーセント表示による総量で管理できる。専用のケースも用意されているが、卵は重さにばらつきがあるので、パーセント表示が推奨されている。

購入日や利用期限を入力設定すると、通知機能などを利用できるようになるので、蓋を開けないと残量がわからないヨーグルトなどの管理にも便利な機能となっている。

ビールなどの缶類は重量検知プレート上に6缶まで置くことができ、こちらは個数管理がわかりやすい。家族それぞれのスマホにアプリを入れることで情報共有もできる。複数の食材管理も、家庭用Wi-Fiルーターの一般的な接続上限に合わせて、重量検知プレートの接続は10台まで接続を保証しているとのこと。

冷凍室の中で24時間冷やすことで、冷たい鍋敷きとして使える「うま冷えプレート」は、表面がステンレスになっており食品から熱を奪って冷たくキープすることができるもの。

チルド室から出したあとの刺身は約10度の温度だったが、うま冷えプレート上に置くことで温度を下げて、美味しくいただけるように。あら熱取りの時間短縮や冷やしながらの調理にも最適なアイテムとなっている。

重量検知プレートや「うま冷えプレート」は別売もされているので、子どもが生まれたりライフスタイルの変化に合わせて冷蔵庫に機能を追加するという運用もできる。長く家庭で使われる前提の冷蔵庫ならではのアップデートといえるだろう。

生活様式が変わって行く中で、生活に不可欠な家電類もそれに寄り添う形で日々進歩を続けている。長い付き合いになる冷蔵庫の購入を検討されている方は、ぜひ参照にしてみてほしい。

パナソニック冷蔵庫公式サイト:
https://panasonic.jp/reizo/

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