社会人野球盛り上げ隊が発足！ 目標は「ドームを満員に」

「野球離れを食い止めたい」―――近年、加速化する子どもたちの野球離れを食い止めようと、社会人野球のOB4名が立ち上がった。このほど「社会人野球盛り上げ隊」を発足し、今年2月末から活動を開始している。

「社会人野球盛り上げ隊」のメンバー4名は、いずれも現役時代にアマチュア日本代表などで活躍した名選手揃い。結成の主たる目的は、「野球界が抱える課題の解決に取り組み、野球界の勢いを取り戻したい。社会人野球でしか味わえないヒューマンドラマを伝えたい」といい、今後さまざまな活動やSNSなどでの発信に力を入れる。

発足メンバーは、元・日本代表候補で2016年の日本選手権で史上3人目のノーヒットノーランの偉業を達成した元大阪ガスの猿渡眞之さん、元トヨタ自動車で4番を務めて2019年に個人3タイトルを獲得した元日本代表の沓掛祥和さん、高校時代に現・ヤクルトの山田哲人選手とともに甲子園に出場した元日本新薬の正木健太郎さん、俊足で守備範囲が広い外野手としてその名をとどろかせた元日本新薬の高橋直樹さん。

今年2月27日、小学2年生から6年生の約30名を対象に、野球教室を開催し、ピッチングやバッティングなどを直接指導。子どもたちからすぐに実践できる練習方法や東京ドームでの試合の様子などについての質問が飛び交うなど、大変好評だったという。今後、社会人野球の各チームとも連携し、選手が使わなくなった野球道具を子どもたちに提供したり、SNSのフォロワーとのオンラインでの意見交換をしたりといった活動も予定する。

目標は、2021年11月に東京ドームで開催される都市対抗野球大会での「ドームを満員にすること」といい、フォロワーと一体となって野球界を盛り上げるべく、今後もさまざまな活動に取り組んでいく。

社会人野球盛り上げ隊

Twitter  (@moriagetai0227)

Instagram （@ fighting_officeworker）

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