「ASUS Chromebook Detachable CM3」レビュー 横置き・縦置きに対応してタブレットにもなる2 in 1は今ならお値段3万5800円

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ASUS JAPANは3月17日、10.5インチの2 in 1 Chromebook新製品「ASUS Chromebook Detachable CM3」(以下CM3)を発表。同日から販売を開始しました。128GBストレージ搭載の一般向けモデルの価格は5万800円(税込み)。発売記念キャンペーンとして、4月8日までAmazonを含む一部オンライン、オフラインショップでは特別価格3万5800円(税込み)で販売します。

キックスタンドになるカバーの「フレックスアングルスタンド」と、キーボードカバー「デタッチャブルキーボード」が標準で付属。タブレット背面にマグネットで吸着し、横置きにも縦置きにもできるのが特徴です。


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タブレット本体は10.5インチ 1920×1200ドット(WUXGA)ディスプレイ、CPUにMediaTek MT8183、4GBメモリーと128GBストレージ、27Wh(7297mAh)バッテリー、800万画素カメラと192万画素インカメラを搭載。本体のみのサイズはW255.44×D167.2×H7.9mm、重量は約506g。

インタフェースは、DisplayPortによる画面出力やデータ転送、給電に対応するUSB 2.0 Type-Cポート、マイク/イヤホンコンボジャックを搭載します。

カバーとキーボードカバーの表面はシックなファブリック素材を使用。洗練された見た目に似合わず、装着した状態で米国国防総省が定める軍事規格のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠する耐久性を持っています。カバーとキーボードカバーを装着した状態では、本体サイズはW255.44×D167.2×H16.9mm、重量は約915g。

キックスタンドは0~90°の任意の角度で可変。キーボードが6°の角度に傾くエルゴリフトヒンジを採用しています。

横置きにも縦置きにも対応する秘密は、カバー裏側に直交して配置されているヒンジ。角度をつけて固定でき、耐久性もありそうなのが高ポイントです。

キーボードは突起部分で位置合わせしてタブレット本体とマグネットで吸着する仕組み。キーピッチ17.5mm、キートラベルは1.5mmと、しっかり打鍵感のある打ちやすいキーボードです。タッチパッドも面積が大きく、作業性は十分。

出力45WのACアダプターが付属。約3.6時間でフル充電にでき、キーボードカバーを取り付けて約12時間の使用が可能。

Googleドキュメント/スプレッドシート/スライドで文書や資料の作成、Gmailでメール、Googleドライブでクラウド上のファイル管理と、日常的な業務に使えるレベルに進化しているChromebook。3月10日にはChrome OS新バージョンのM89がリリースされ、作業内容に合わせたデスクトップ環境を「デスク」として名前を付けて管理できる「Desks」、進化したスクリーンショット機能、よく使うファイルやダウンロードしたファイルを素早く開ける「Tote」など生産性を向上する機能が追加され、CM3でも試すことができました。

GoogleがChrome OS M89を発表 デバイス間の連携強化や生産性を向上する機能を追加
https://getnews.jp/archives/2960802[リンク]

インカメラを搭載するので、Google Meetでオンライン会議にも参加可能。リモートワークやオンライン授業に活躍します。

仕事だけでなく、エンタメ用途にも強いCM3。YouTubeやPlayムービーで映像コンテンツを楽しむ際には、横置きで上部の側面に配置した1W×2基のスピーカーからパワフルでクリアな音が楽しめます。

一部対応するAndroidアプリをGoogle Playからインストールして追加することも可能。現在、Androidユーザー向けにプレビュープログラムが提供されているマイクロソフトのクラウドゲーミングサービス「Project xCloud」もプレイできました。「Xbox Game Streaming(Preview)」アプリをGooglePlayからインストールすると、Xbox用ゲームを遊べてしまうのです。ゲーミングPCのような高スペックマシンが不要なクラウドゲーミングならでは。

ゲームのプレイにはXbox ワイヤレスコントローラーが必要ですが、「Killer Instinct」と「Minecraft Dungeons」の2タイトルはコントローラーがなくても画面のタッチ操作のプレイに対応しています。

プレビューがスタートしたマイクロソフトのクラウドゲーミングサービス「Project xCloud」体験レビュー コントローラーなしのゲームプレイにも対応
https://getnews.jp/archives/2817995[リンク]

本体に収納できるスタイラスペン「ASUS USI Pen」が標準で付属することにも注目。4096段階の筆圧検知に対応し、手書きメモや注記に利用できます。

USB-Cケーブル1本で、モバイルモニターに出力できました。2画面を使って、さらに生産性をアップすることもできます。

コンパクトな本体ながら、カバーやキーボードの組み合わせにより様々なスタイルで活用でき、仕事にもエンタメにも活躍するCM3。4月中旬以降には、ストレージ容量64GBの教育・法人向け販売モデルが4万4980円(税込み)で販売を予定しています。

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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