[ごぼうの唐揚げレシピ]カリッと揚げるコツと簡単タレのレシピ
秋から春にかけておいしいごぼう。サクサク、カリカリの食感が楽しめるごぼうの唐揚げのレシピを、料理教室の主宰や料理本の執筆を手掛けるなど、幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。
ごぼうの唐揚げ
ごぼうに下味を付けてカリッと揚げました。ごぼうがもつ独特の風味と、醤油やショウガの風味が混ざり合い、箸が進むおいしさです。
材料(2人分)
ごぼう:1本(約120g)
片栗粉:大さじ2
揚げ油:適量
<漬けダレ>
醤油:大さじ2
酒:大さじ1/2
みりん:大さじ1/2
すりおろしショウガ:小さじ1
作り方
ごぼうは洗って皮を包丁の背などでこすりむき、下の写真のように3~5cm長さのぶつ切りにして縦半分に切る。
おいしく作るコツ
ピーラーなどで皮をむくよりも包丁の背でこすりむくくらいが、香りが残ります。
1を20分ほど水にさらしてあくを抜く。
漬けダレの材料を混ぜ合わせ、ごぼうの水気をよく拭いて入れ、10分ほど漬け込む。
おいしく作るコツ
水っぽくならないよう、漬け込む前にごぼうの水気をよく拭きましょう。
3を、漬けダレを軽く切りながら別のボウルに入れ、片栗粉を加えて混ぜる。片栗粉がはがれないよう、下の写真のように手でギュッと握る。
揚げ油を熱し、160℃くらいになったら4を入れて揚げる。
おいしく作るコツ
・水で濡らして拭いた菜箸を油に入れ、先端から泡が出てきたら160~170℃になった目安です(箸に水分が残っていると油がハネて危険なため、しっかりと拭きましょう)。
・ごぼうを入れたら、最初は衣がはがれやすいので触らないようにします。途中からひっくり返しながら、色よく揚げます。
下の写真のように色よく揚がったら取り出す。網を乗せたバットに取り出すと油が切れてカリッとなる。
タレのアレンジ
タレの材料に豆板醤小さじ1/2を加えると、ピリッと辛い中華風の味が楽しめます。
最後に
カリッと揚がったごぼうの唐揚げを作ってみてください。
冷水希三子/Kimiko Hiyamizu
料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰
レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
ホームページ/Instagram/X
[ごぼう]覚えておきたい、あく抜きや切り方など調理のコツ
独特の風味と歯ごたえが特徴のごぼう。食物繊維が豊富で、かたいので、しっかり噛んで食べる必要があります。よく噛むことは早食いを防止して満腹感が得られやすくなります。
最終更新:2024.05.13
文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ
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