残響の3ピース・バンド、the cabsが解散を発表
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残響に所属する3ピース・バンドのthe cabsが、バンドのオフィシャルサイトにて解散を発表した。
今年1月にファースト・フル・アルバム『再生の風景』をリリースしたばかりの彼らだが、2月に入ってからギターの高橋國光との連絡が取れない状態となり、同月16日に行われたライヴでは首藤義勝(ヴォーカル/ベース)と中村一太(ドラムス)のメンバー2人でステージに立っていた。その後、高橋と連絡が取れるようになったものの、このまま音楽活動を続けることは困難となったため、残念ながらバンドの解散を決断したという。これに伴い3月から予定されていたアルバムのリリース・ツアーはすべて中止となる。
オフィシャルサイトにはメンバー3人のメッセージを掲載。首藤は今回の顛末を謝罪した上で、「the cabsの楽曲をライブで披露することはもう出来ませんが、これからも皆様それぞれの環境で聴いていただけたら幸いです」、中村も「とても後味の悪い解散になってしまい申し訳ない」「ただ僕は音楽家です。僕が考えるべきことは音楽のみだと思っております」「いつか色々な形で関係者やファンの皆様には恩返しをしたいと思っております」とコメント。
また、高橋は「僕はいま心にある種の問題を抱え、日常生活にも等しく問題を抱えています。それはまったく今回の件の言い訳にはなりませんし別問題ですが、それにより今後音楽に対して向き合っていく自分を想像することが難しく、他の活動をしていくことは現時点で考えていません」と綴っている。
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