スタジオジブリ作品で美術監督を務める山本二三による絵本アプリ『歩き屋フリルとチョコレートきしだん』
『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』などのスタジオジブリ作品や、『時をかける少女』の美術監督を務め、日本アニメーション美術の創造者・山本二三さん。山本さんが絵を描き、作家としても活躍する声優の瀬名快伸さんが文を書いたiPad・iPhone向け絵本アプリ『歩き屋フリルとチョコレートきしだん』の配信がスタートしています。
『歩き屋フリルとチョコレートきしだん』は、街の中を歩いて不思議を発見するのが趣味の歩き屋フリルが主人公のファンタジー。独特な世界観としっかりとしたストーリーラインは、子供はもちろん、大人も楽しめる物語です。
17日には配信記念イベントが開催され、山本さんと瀬名さんが登場。作品についてトークを繰り広げました。
「作中に出てくる「悪い魔法使い」のモデルが実は幼少期の自分だった」という瀬名さんが作品に込めた思いや、「1枚の絵だが、セルを分けずにアニメーションの技法で立体感を出した」という山本さんのお気に入りのシーンの技法など、裏話も。
フリルの髪の毛や洋服など、絵とは思えない空気をたっぷりふくんだ様な質感はさすがの一言。お子さんがいる方はもちろん、ジブリファン、アニメファンは要チェックです。
『歩き屋フリルとチョコレートきしだん』は450円でApp Storeよりダウンロード可能。
歩き屋フリルとチョコレートきしだん
http://www.cucuri.co.jp/furiru.html
※画像は「歩き屋フリルとチョコレートきしだん」より引用。
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