知っておきたい!ガーデニング初心者でも失敗しない地植えのコツ

知っておきたい!ガーデニング初心者でも失敗しない地植えのコツ

ガーデニングをしたいけど、わざわざ花壇を作ったり、鉢植えやプランターを買ってまでやるのはチョッと…と、腰が引けていませんか?庭があるなら、地植えでガーデニングを楽しむことができます。初心者でも失敗しない地植えで楽しめるガーデニングのコツを紹介します。

ガーデニング初心者が地植えでガーデニングを始めるときの注意点

 

初めてのガーデニングを地植えで行う場合、まずは決めた場所の土の状態を確かめてみましょう。ガーデニングに適した土かそうでないかで、成功か失敗かが分けれてしまうと思ってください。

 

日当たりや風通しは大丈夫ですか?

 

植物によっては、稀に日陰を好むものや湿地を好むものもありますが、ガーデニング用の植物はおおむね風通しが良く日当たりの良い場所が必要です。

 

風通しや日当たりが悪いと、育ちが悪いだけではなく、病害虫の原因にもなってしまいます。

 

土はふかふかですか?

 

踏み固められていたり、石やゴミが混ざった硬い土ではありませんか?植物の根が張れないような土であれば、土の改良がガーデニングの最初の1歩です。

 

水はけは良いですか?

水はけが悪い土地は、根腐れや病気の原因になります。こちらも土の改善の際に手を加えることで、ある程度改善することができます。

 

ガーデニング初心者でも失敗しない地植えのキーポイント

 

ガーデニング初心者が失敗しないためには、初心者向けの花の苗を選ぶことが大切です。

 

地植えのための花苗は、次の4つを意識して選ぶようにすると良いでしょう。

 

手間がかからない

知識がなくても花付きが良く、こんもり咲く

花を長い期間楽しめる

病気に強い

 

本やネットで情報を集めてみるのも良いですが、園芸店などのスタッフに気軽に相談してみるのもおすすめです。仲良くなれたら、色々細かな技術なども、教えてくれるかもしれません。

 

また、地植えをするなら、植え替えが度々必要にならない多年草や、球根なども視野に入れておきましょう。

 

植えっぱなしでも、同じ時期に同じように花を咲かせてくれるメリットがあります。多年草は性質上、病気に強いものが多いというのも、嬉しいポイントです。

 

多年草などは、気が付くと庭のあちこちに増えているという楽しい誤算があったりします。

 

球根の中には、植えっぱなしでも大丈夫なものと、植えっぱなしにしておくと球根が痩せてしまい、花をつけなくなってしまうものがありますので注意してください。

 

ガーデニング初心者も覚えておきたい地植えの方法とお手入れ

 

実際に地植えをする時の方法と、その後のお手入れについて説明します。

 

地植えの方法

まず、購入してきた苗を植え替える際は、根の状態を確かめて下さい。ポットの中で、とぐろを巻くように根が詰まっていませんか?

 

そんな時は、根の下の方を手でちぎって取ってしまいましょう。根をちぎり取って大丈夫?と思うかもしれませんが、こうすることで新しい根が伸びやすく、新しい土にも馴染みやすくなります。

 

ポットの上のから根が出たいたり、肩の辺りで根がひしめいているときは、優しく土に隙間を開けて酸素や新しい土が入りやすくしてあげてください。

 

また、苗の下に双葉の時の葉や、枯れそうな葉があったら、それを切り取って風通しを良くしましょう。

 

土を最適な状態にした場所に、苗を植える穴をあけます。そこに苗を入れ、上から土を被せますが、この時は少し強めに、上から押さえつけるくらいのつもりで苗を固定してください。

 

そして、少し苗を引っ張ってみましょう。簡単に浮き上がったり倒れたりしないことを確認したら、移植の完了です。たっぷりの水をあげてください。

 

地植え後の手入れ

 

植えっぱなしが地植えの理想ですが、キレイな花を咲かせるためには、少なからずお手入れが必要です。

 

水やりは、土の表面が乾いたら、植物の根元にあげてください。余分過ぎる水分は、根腐れや病害虫の原因になってしまいます。

 

追肥は、苗を購入した際のラベルに、必要回数や必要量の記載があるのが殆どです。ラベルは捨てずに保管しておいて、ルーティンとして追肥をしてあげましょう。

 

花によっては、切り戻しや摘芯が必要なものがあります。また形を整えるために、積極的に取り入れた方が良い場合がありますから、ガーデニング初心者も覚えておいたほうが良い技術です。

 

切り戻しとは、細長くヒョロヒョロと伸びてしまった茎を切り詰めてしまう方法です。

 

例えば、こんもり咲かせたいペチュニアが、ダランとしてしまったときなど、バッサリ切ってしまうと、そこから新しい芽が出て形よく咲いてくれます。

 

大きく育てたい時も、この切り戻しは有効です。そのときは、バッサリ切るのではなく、先端全体を少し整える気持ちで切ってみましょう。

 

摘芯とは、花株のボリュームをアップさせる方法です。茎の先端近くに脇芽が出たら、その上の枝ごと切り取ってしまいます。

 

こうすることで、枝葉が横に伸び、こんもりと大きな花株を作ることができます。

 

咲き終わってしまった花や、枯れ始めた葉は、水やりの時などに小まめに摘み取ってください。新しい花に早く栄養が回るようにするためと、風通しの改善のためです。

 

おわりに

ガーデニング初心者でも、失敗無く楽しめる地植えの方法を紹介しました。土造りさえ頑張れば、あとはどんどんハマってしまうかもしれません。花を育て、花を愛で、花を楽しむという最高の癒しに、あなたも挑戦してみましょう。

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