小池都知事がまた無責任発言 「中小企業がテレワークは無理だと言っていますが工夫をしてください」

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小池都知事がまた無責任発言 「中小企業がテレワークは無理だと言っていますが工夫をしてください」

中小企業の悲鳴が聞こえてくるようです。一部上場企業の赤字が報じられている訳ですから、その下請け企業がどうなっているかは推して知るべしでしょう。15日の小池百合子東京都知事の定例会見。企業のテレワークの7割減を初めに強調していました。

小池都知事は「ステイホームです」と言いつつ、お決まりの「若者の行動自粛」をアナウンス。続いて「コロナに季節はありません」とこれも何回も聞いたフレーズを繰り返します。

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都民・国民としては「では具体的に何を実効するのか」を知りたい訳です。その為に高い都民税を支払っているのです。しかし都知事は「呼びかけ・アナウンス」に終始していました。

緊急事態宣言から1週間。東京都では4大都市と言われている渋谷・新宿・六本木・池袋では減ったり、増えたりが続います。すなわち、一波で言われている夜の街由来がコロナ禍の要因ではなくなってきているようです。なので、小池都知事のターゲットになったのは「勤め人」になったと思われます。

小池都知事の政治家としてのパターンがあります。それは仮想敵を作る事です。「仮想敵に対抗している私」を演じる事は大変得意です。都知事選では東京議連、コロナ禍では菅政権といった具合です(もちろん本稿では政府のコロナ対策を是としている訳ではありません)。

小池都知事の言動は常に「仮想敵」に基づいています。皆さんの記憶からはなくなってしまったかも知れませんが、去年話題になった小池都知事の正体を探った本がありました。『女帝』(石井妙子著)です。小池都知事がスルーしたため、それっきりになりましたがあの本を参考にして小池都知事の言動を見ると、霧の向こうにいるような小池都知事の姿が見える気もしています。

15日の定例会見では少し耳を疑う発言がありました。「テレワークと言いましても中小企業の皆さんの中には難しいと言う会社もあると思います」(大意)。そしてこう続けます。

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「中小企業の皆さんには工夫をして頂きたい」

ひっくり返った人もいるのではないでしょうか。一応、続けて「工夫をしている会社の例」をアナウンスしていましたが、具体的ではなく、相変わらず「貴方たちが頑張りなさい」とも取られかねない会見でした。無策。と言って良いでしょう。

最近の季節は、昔の人がネーミングした例えば冬至という時節とは明らかにズレました。これから冬がいつまで続くか分かりません。学者ならずとも、寒い時期にウィルスは活発化するのは常識となりました。この分だと感染者数の増加。そこからの重症者数の増加は続いていくのではないでしょうか。

そうならない事を祈るばかりですが、政府・東京都(あるいは大阪府など)がどの程度、「覚悟を持って」コロナに対抗するのかが実は重要になるのではないかと思われます。(文◎久田将義)

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