庭の上手な活用法!自分でできるプチリフォーム方法は?

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庭の上手な活用法!自分でできるプチリフォーム方法は?

「庭はあるけど殺風景」「小さい庭だけど活用法を変えたい」、そんな風に感じている人は多いのではないでしょうか?庭のプチリフォームは誰でもできることです。庭を活用法にあわせてリフォームしたい、そんな人に庭のプチリフォームのコツをご紹介します。

庭の活用法を変えたい!プチリフォームのコツをご紹介!

マイホームを建てる時に、庭の活用法をあらかじめ決めて建てたつもりが、実際思ったのとは違ったという人も多いのではないでしょうか?中には思った通りの庭だったけれど、活用法を変えたくなったという人もいるかもしれません。

 

しかし庭の活用法を変えるには、庭をプチリフォームする必要があります。真っ先に思い浮かぶのは、業者に頼むとどのくらい予算が必要になるのか?ということです。庭の規模にもよりますが、もちろん相応のお値段がかかります。

 

そこでおすすめなのがDIYでのプチリフォームです。業者に頼むよりもはるかに安く、理想の庭に変えることができます。「失敗しないか不安」という方でも安心してできるコツを知って、マイホームの庭を理想の形にプチリフォームしましょう!

 

 

庭の活用法をどうしたいか目的を明確にする

庭をプチリフォームする前に、庭の活用法を決めてしまいましょう。四季にあった風情を楽しむ「眺めるための庭」や、ペットや子供たちが「遊ぶための庭」、家庭菜園を始めたい人向けの「育てるための庭」というのもあります。

 

庭の活用法が決まったら、今度はどんな雰囲気の庭にするかを考えましょう。眺めるための庭でも、和風にするか洋風にするかで雰囲気や必要とする植物も全く異なります。

 

そこで大切なのがイメージ作りです。SNSやリフォーム業者のサイトにあげられているイメージ写真など、好みにあったものを集めて自分の庭に当てはめていってみましょう。実際の写真を見ながらよいとこ取りをすれば、プチリフォーム後の雰囲気をイメージしやすくなります。

 

 

庭の活用法にあったプチリフォームの基本

庭を新しい活用法にあわせてプチリフォームする場合、好みの部分だけを抜き出して組み合わせると、実際にできあがったデザイン全体のバランスが、悪くなってしまうことも珍しくありません。庭づくりに慣れていないわけですから当然ともいえます。

 

そこで庭のプチリフォームの基本を先に学んでおきましょう。基本を常に意識しながらデザインすることで、バランスの取れた庭にプチリフォームできます。

 

庭を移動するための経路

庭の活用法に合わせてそれぞれ配置するものも変わります。観賞用なら花壇や庭木、遊び用ならテーブルやベンチ、遊具などを置くことがあるでしょう。家庭菜園ならそれぞれの区画に行くために、移動しやすい経路を確保するのも大切です。

 

経路が狭くなってしまうと庭の管理もしにくくなってしまいます。庭の広さによっては経路を先に決めてからデザインしたり、花壇など詰め込みすぎた場合には削ったりすることも大切です。

 

庭の活用法にあった視界

庭をデザインする時に大切なこととして、庭をさまざまな角度から見た時に何がどう見えるかがあげられます。観賞用ならオブジェや庭木、花壇の花などが、遊び用ならペットや子供の姿が遮られていないか、といった具合です。

 

見せる物はどの角度からみてもバランスよく見えるように、一方で見せる必要のない物や庭の管理用品などは、庭の景観を邪魔しない場所に物置を設置するなど、視界を意識してデザインしましょう。

 

外からの視線対策

庭の活用法が鑑賞用ならよいですが、遊びや家庭菜園などのように庭で過ごす時間が長くなる場合には、外からの視線が気になることも多いのではないでしょうか?そんな時には目隠しとして、フェンスや高い木を植えるなど対策します。

 

この時注意したいのが目隠しの高さです。あまり高すぎると視線を遮ることはできますが、圧迫感を感じやすくなります。閉じ込められたような気分になって、結局落ち着くことができません。高さは2mほどを基準にするとよいでしょう。

 

 

庭の活用法に合わせたプチリフォームの準備

庭の活用法を決めてイメージを固め、さらに基本にそってデザインを修正したら、いよいよプチリフォームに向けた準備に取り掛かります。時間が空いた時に欲しい素材を買ってきて作業してもよいのですが、初心者の場合はまずうまくいきません。プチリフォームに向けた準備の手順をご紹介します。

 

予算を決める

新しい庭のデザインが決まったら、まずは予算をいくらまでかけるかを決めてしまいます。DIYは業者に頼むより予算を抑えやすいですが、気に入った物をどんどん追加してしまうと想定外の出費もあり得るのです。予算をはっきり決めてから準備に取りかかりましょう。

 

デザインと予算に合わせて設計する

予算が決まったらホームセンターなどで必要な資材の値段をチェックし、どのくらいの範囲ならリフォームできるかを計算します。予算に収まるならデザインに合わせて設計図を書き、オーバーするようなら優先したい場所だけまずはプチリフォームしましょう。

 

設計図を書く時に失敗しないポイント

庭を活用法にあわせてプチリフォームする時、庭の形やサイズを正確に把握しておく必要があります。1か所でも間違いがあると、植える予定だった庭木が収まらなくなってしまうこともあるのです。特に植物は成長すればサイズが変わることも意識して選びましょう。

 

さらに庭の形や配置場所によって、花壇の形もさまざまに変化します。「花壇を設置したら経路が狭くなってしまった」など、予定外の事態も起こりかねません。そうならないようにも計測はしっかり行い、寸法を書き入れた設計図を作っておくようにしましょう。

 

設計図には方角も書き込んでおくようにします。なぜなら太陽がどちらにあるかで、日光の当たる量が大きく変わるからです。日当たりは塀の高さや物置などの位置も影響します。そのため1日の庭全体の日当たり具合も確認しておきましょう。

 

日当たり具合の確認ができたら、植え付ける植物を決めていきます。午前中は日が当たるものの午後は当たらない、というところには、半日陰を好む植物を植えるといった具合です。1日中日当たりがよければ生育が旺盛になるため、剪定の必要性が増すことにも留意しましょう。

 

庭に木を植えたいと思っているのであれば、植え付ける方角によって種類を選ぶのもおすすめです。南や西に植えるのであれば、夏は葉が茂って日差しを遮り、冬は葉が落ちて日当たりがよくなる落葉樹がよいでしょう。

 

プチリフォームに向けた用意

決めた予算にあった設計がすんだら、プチリフォームしやすいようにまずは庭を整理します。草むしりをして余計な石を取り除き、キレイな更地状態にしてください。更地になったら設計図と実際の庭とを見比べて、寸法などに問題がないか確認します。

 

問題がないことを確認したら、早速必要な物を買いに行きましょう。プチリフォームに必要な物でもサイズの小さい物から購入し、設置作業をしていくとスムーズです。大きい物ほど後回しにすると、作業の邪魔になりません。

 

 

簡単に庭のイメージを変えるなら?

初めての庭のプチリフォームは大げさに考えがちです。設計図を書いてみたらここもあそこもと欲張りすぎて、予算をはるかにオーバーしてしまうことも珍しくないでしょう。

 

ならば置くだけでイメージが変わるアイテムを取り入れてみるのもおすすめです。庭にはほとんど手を入れず、ライトアップ用の灯りを置くだけでも庭の雰囲気はガラリと変わり、さまざまな効果を生むことができます。

 

また、椅子やベンチ、テーブルなどでくつろぎ空間を演出するのもおすすめです。置く場所を決めたら、その周辺だけプチリフォームするだけでも大きく印象が変わります。印象が変わった部分から、新たなイメージでプチリフォームを繰り返してもよいのです。

 

プチリフォームも繰り返していれば経験を積むことができ、さらに自分好みの庭に作りかえやすくなります。作業にも慣れて、より上級者向けのプチリフォームにも挑戦できるようになるはずです。まずは簡単なところから簡単な方法でイメージチェンジをしてみましょう。

 

 

おわりに

庭の活用法によって、プチリフォーム後の庭の雰囲気は大きく変わります。時間と手間をかけてプチリフォームする以上は、満足のいく庭にしたいものです。庭の活用法をしっかり見定めてきちんと手順を踏み、万全の準備を整えて素敵な庭を作ってください!

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