ペニーオークション宣伝に荷担したほしのあき立件見送り 「知らなかった」がその理由
一昨年から海外で話題になり、同時に問題にもなっているペニーオークションサイト。これは海外先行で流行り始めた新形式のオークションサービスで、ユーザーがコインを購入しそのコインを使って入札するという仕組み。国内サービスだけでも数十という同種のサイトがオープンしており、数多くのユーザーが激安で商品を落札したという報告を受けている。
……もちろん報告だけで本当に落札したのかは不明。一時期は『アメブロ』の芸能人ブロガーが一斉にペニーオークションを宣伝し問題になったこともあった。女性タレントのほしのあきさんも、そんな宣伝に荷担していたことが発覚。ほしのあきさん自身のブログ『ほしのあき オフィシャルブログ』にて過去にペニーオークションサイト『ワールドオークション』に付いて言及しており、破格でプラズマクラスターを入手できたかのように投稿していた。しかし実際はプラズマクラスターは手に入れておらず、宣伝費として30万円の報酬を受け取っていたという。この宣伝に対して、ほしのあきさんは「友だちに頼まれてやった」とコメントしている。
そんなほしのあきさんが虚偽の記事を掲載したことについて京都、大阪両府警の両府警が立件を見送る方針を発表した。ペニーオークションサイトはbotと呼ばれる架空会員が存在し、それにより値段をつり上げるスクリプトが組まれていたという。その事実を知らなかったほしのあきさんは、詐欺容疑などには当たらないということから立件は見送りのようだ。
そんな今回の対応に対してネット上では次のような反応を示している。
・マジで!? 一般人でも同じ?
・詐欺にあたらないかどうかは裁判で決める事だろ
・知らなきゃあ無罪って、どんだけ 女に甘いんだよ ?
・一般人が同じことをしても「知らなかった」と言えば無罪になるのか?
・相変わらず芸能人には甘いっすねこの国w
と甘すぎる対応に批判の声が挙がっている。「善意の第三者」と判断されたということだろうか。これが一般人なら「知っていた」と言うまで追求されかねない。ほしのあきさんに仕事を斡旋した、グラビアモデルの松金ようこさんも同様に詐欺に当たらないのか気になるところだ。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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