乙武洋匡さんとひろゆきさんが自論を語る / 九九を覚えられない子がポケモン100種類以上言える

多くの子ができることができない、学校の勉強ができない、そんな子がいる。我々は、そのような子たちを「できない」という点だけで評し、ネガティヴにとらえてはいないだろうか。

九九を覚えられない子のことを語る乙武洋匡さん

ライターの乙武洋匡さんが小学校教師だったときのエピソードとして、九九を覚えられない子のことを語っている。その子は九九はできなかったものの、ポケモンを100種類以上も言えたのだという。大人でも超難しいことだ。

「勉強に興味がない子」を「勉強が出来ない子」と大人が認識

そして、インターネット掲示板2ちゃんねる創設者のひろゆきさんも「九九が出来ない「勉強に興味がない子」を「勉強が出来ない子」と周りの大人が認識してしまう問題」と語り、大きな注目を集めている。

<乙武洋匡さんのXコメント>

「【小学校教師時代のエピソード】九九を覚えられない子がいたんです。私も最初は「勉強ができない子なんだな」と思い込んでいました。ところが、休み時間にその子と話していたら、彼はポケモンのモンスターを100種類以上言えるんですよね。と言うことは——」

<ひろゆきさんのXコメント>

「ポケモン全種類言えるけど、九九が出来ない「勉強に興味がない子」を「勉強が出来ない子」と周りの大人が認識してしまう問題。学校の勉強に興味がないので学歴は低いけど、好きな事を仕事にして知識の幅と熱意がすごい大人は結構居る。そういう大人にする教育は、公教育では提供されないんだよね、、」

子どもたちのポテンシャルは計り知れない

単に学校の勉強に興味がないだけで、興味があることに関しては才能を発揮する子たちがいる。できないこと、苦手なことで評するのではなく、その子が得意とする部分で評することが大切なのではないだろうか。

得意なことをやり続けこられることも、その子の才能。そのポテンシャルは計り知れない。そこに熱意・情熱・探求心がくわわれば、なおさらだ。


※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト「写真AC」より引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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