コーヒーショップ店主の旅支度。軽くて丈夫な密閉ケースで、お気に入りのコーヒーを香りごと持ち運べた
シラクマ
コーヒー器具・デザイン雑貨・ガジェットなどを中心にレビュー。使い心地の良さと佇まいを大切にしていて、機能とデザインが結びついた、ミニマルで美しいものに惹かれます。京都で文章を書いたり編集したりしながら、スペシャルティコーヒーショップ「ネオキ」を運営しています。
旅行や出張先でも、お気に入りのコーヒーを飲みたい。
そんな思いから、最近は持ち運びに適したコーヒーアイテムをいろいろと探しています。
なるべくコンパクトで軽いセットを揃えていく中で、最後まで悩んでいたのがコーヒーグラインダーの存在です。
これまではコマンダンテC40という手挽きグラインダーを使っていましたが、旅先に持っていくにはどうしても重く、かさばるのが気になっていました。
持ち運びにぴったりな密閉小分けケース
ANKOMN 「QuarterSeal X7 UVカット」 3,960円(税込)
いろいろ試行錯誤した結果たどり着いたのが、コーヒーグラインダーを持っていかないという選択です。
もちろん、コーヒーは挽きたてがいちばん香り高いもの。ただ、荷物を少しでも軽くしたい旅行や出張では、グラインダーを持っていく負担は無視できません。
それなら、普段使っている高性能な電動グラインダーであらかじめ挽いておき、できるだけ良い状態のまま持ち運ぼう……。
そう考えて購入したのが、ANKOMNの「QuarterSeal X7」です。
QuarterSeal X7は、コーヒー豆や粉を小分けで持ち運べる保存ケース。
3つのケースが連結したつくりで、サイズ感はスリムな手挽きグラインダーくらいです。
それでいて重さは約90gと軽く、グラインダーを1本持っていくのに比べると、荷物の負担を大きく減らせます。
挽いたコーヒーを持ち運ぶうえで気になるのが、香りの抜けや劣化です。
このケースは、フタと容器の噛み合わせによって密閉性を高めた構造。
防水性や防湿性もあるため、数日程度の旅行なら、コーヒーの香りをしっかり保ったまま持ち運べます。
私は主に2泊3日程度の出張や旅行で愛用中。
挽きたてと比べれば香りは少し落ち着きますが、グラインダーを持たずにこれだけ楽しめるなら、旅先のコーヒーとしては十分すぎるなと感じています。
1ケースに約2杯分入れられる
1つのケースの容量は約75cc。焙煎度合いや品種にもよりますが、コーヒー豆の状態で30〜35gほど入ります。
私は1杯分に15g使うことが多いので、1ケースでだいたい2杯分の計算です。
3つすべてを連結して持っていくこともできますが、必要な数だけ取り外せるのも便利なポイント。
1ケースならかなりコンパクトにまとまるので、そんなときは手挽きグラインダーと合わせて、豆のまま持っていくことも。
旅程や荷物の量に合わせて使い方を変えられるのが気に入っています。
朝のコーヒーにも重宝しています
このケースが役立つのは、旅行や出張のときだけではありません。
わが家で意外と活躍しているのが、朝の忙しい時間です。
朝起きておいしいコーヒーを飲みたいと思っても、豆を量って、グラインダーで挽いて、器具を用意して……とやっていると、意外と時間がかかります。
電動グラインダーを使っていても、忙しい朝にはそのひと手間が面倒に感じてしまうんですよね。
そんなときは、前日の夜など時間があるタイミングで、豆を量って挽くところまで準備しておきます。
あとは粉をケースに入れておけば、朝はお湯を沸かして注ぐだけ。
わずかな違いですが、バタバタしている朝は、この少しの準備で「今日はコーヒーを淹れよう」と思えるかどうかが変わります。
パートナーからも好評で、旅先用に買ったはずが、日常のコーヒー準備にも役立つアイテムになりました。
トラベルセットに欠かせなくなった
本体は強化プラスチック製で、持ち運び中の衝撃も安心。
カラーはクリアとUVカットタイプがありますが、コーヒーの保存を考えるなら、個人的には遮光性のあるUVカットタイプがおすすめです。
挽きたてにはもちろんかないませんが、旅先でもお気に入りのコーヒーを楽しめるのはやっぱり幸せ。
私のトラベルコーヒーセットには、欠かせないアイテムになりました。
コーヒーショップ店主が、旅用セットに選んだ「スマホサイズのスケール」
8gのコーヒー豆でも、ちゃんとおいしく淹れられる小さなドリッパー
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