デスティニーズ・チャイルド、スーパーボウルのハーフタイムで復活ライヴ実現
USのアメリカン・フットボール・リーグ〈NFL〉の優勝決定戦であるスーパーボウルが現地時間の2月3日に行われ、そのハーフタイム・ショウでデスティニーズ・チャイルドが再結成パフォーマンスを行った。
毎年、大物アーティストが登場して特別なステージを披露することで知られるスーパー・ボウルのハーフタイム・ショウ。昨年はマドンナが出演し、M.I.A.やニッキー・ミナージュ、シルク・ドゥ・ソレイユのダンサーらと共演して大きな話題となった。今年のショウでパフォーマンスを行なったのは、昨年1月にジェイ・Zとの間の第1子を無事出産し、ショウビズ・シーンの最前線に戻ってきたビヨンセ。盛大な炎の柱と共にステージに登場した彼女は、“Love On Top”の一節をアカペラで披露してから大ヒット曲“Crazy In Love”をパフォーム。日本でもお馴染みの激しい腰付きのダンスでファンを熱狂させると、数十人のダンサーを引き連れての“End Of Time”、プロジェクターを使った演出が印象的な“Baby Boy”と続ける。
そして舞台が暗転し、警報のようなブザーが鳴ったかと思うと、ケリー・ローランドとミシェル・ウィリアムズがステージ下から飛び出し、一部で噂されていたデスティニーズ・チャイルドの復活ライヴが実現。“Bootylicious”を軽く歌うと、映画「チャーリーズ・エンジェル」の主題歌としても知られるデスチャの代表曲“Independent Women, Pt.1”へと繋げて観客の盛り上がりは最高潮に。その後もビヨンセのソロ曲“Single Ladies (Put A Ring On It)”で3人並んでダンスを踊り、活動休止前と変わらぬ息の合ったパフォーマンスで魅了した。続いてステージにひとり残ったビヨンセが“Halo”を熱唱してハーフタイム・ショウは終了。サプライズ満載の息つく暇もない12分間となった。
なお、先月に発売されたデスティニーズ・チャイルドのラヴソング・ベスト『Love Songs』には、彼女たちの8年ぶりとなる新曲“Nuclear”を収録。今後の活動については不明だが、3人でのツアーや新作のリリースにも期待したいところだ。
★デスティニーズ・チャイルドのラヴソング・ベスト『Love Songs』の詳細はこちら
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