かがみといっしょに大学入試?『らき☆すた』コラボの化学参考書刊行
小柄でオタクな泉こなたを中心とした女子高校生の日常を描く『らき☆すた』。2004年1月より月刊誌『コンプティーク』(角川書店)で連載が開始、2007年にはアニメ化されるなどメディアをまたいで展開。柊かがみ・つかさ姉妹が住む神社のモデルとなった埼玉県の鷲宮神社が聖地扱いされるなど、マンガ・アニメの枠を超えた人気を集めています。
『らき☆すた』から様々なジャンルのコラボ商品がたくさん生まれていますが、2013年1月には高校生向けの学習参考書が中経出版から刊行されることになりました。
『らき☆すたと学ぶ 化学[有機編]が面白いほどわかる本』では、表紙に白衣を来たかがみが描かれているほか、カバー裏には原作者の美水かがみさん描き下ろしイラストのポスターが特典として付いてくるという豪華仕様。
また、有機化学の命名法や構造式の成り立ち、反応の流れの解説を、こなたやつかさ、みゆきといった『らき☆すた』の登場人物が解説してくれます。
執筆は河合塾の実力派講師である松原隆志さん。高校化学で学習する有機化学を基礎から説明しているのはもちろん、B4判両面4色カラーによる反応経路図が付録されています。
これから受験を控える学生だけでなく、『らき☆すた』ファンも狙った参考書。これを機会に勉強に励む人が増えるかどうかは分かりませんが、マンガ・アニメとコラボした学習教材は今後増えていきそうです。
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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