換気扇が寿命かな?と思える事象と換気扇の捨て方
換気扇の寿命に気が付きのは、実は少し難しかもしれません。長い時間をかけて劣化していく換気扇の異常は、いつもと同じと認識されてしまう可能性がありからです。ここで改めて、換気扇の寿命のサインと再確認してみましょう。換気扇の捨て方も、一緒に紹介します。
換気扇の寿命は?
高断熱、高気密の住宅が多くなった最近では、毎日フルに換気扇が動いているというご家庭も少なくないかもしれません。
換気扇は、使っている場所や使用時間で寿命が変わってきます。ごく一般的な使い方で、10年から15年といわれています。法律によって定められて本体の耐用年数は、15年と定められています。
換気扇に使われる部品は、6年と定められているため、メーカーも製造終了後6年は部品を保管しているはずです。製造年月日から6年以内の故障であれば、換気扇の修理が出来る可能性があります。
またメーカーによっては、換気扇の寿命を、「使用開始から〇〇年」と書いていることがあります。それを見ることができる場所にあるようでしたら、念のため確認しておくと良いでしょう。
換気扇の寿命かなと思える症状とは?
換気扇の交換の目安となる、換気扇の異常と思える主な4つの事象を紹介します。
ファンの回転音が大きくなったり、それ以外の音がする
換気扇を回しても、空気を吸い込む力が弱くなったと感じる
油汚れがひどくて、掃除をするのが困難
スイッチを押しても、換気扇が動かない
それぞれの症状を、詳しく説明しましょう。
換気扇の異音
換気扇の羽の音が、バタバタとうるさく感じるようになったら、羽を止めているネジの緩みかもしれません。経年劣化を考慮して、部品がまだあるようであれば、修理交換ができるでしょう。
一方、モーターから発する「ジジジジ…」といった音や、「ゴンゴン」とした音が鳴りやまないようであれば、寿命が近い可能性があります。
換気扇の働きが弱まった
例えば、キッチンの換気扇を回しても、一向に臭いが外にでないなど、換気扇の働きが弱くなったと感じたら、交換時期の可能性があります。
まだまだ新しい換気扇であれば、故障を疑う必要がありますが、10年以上使い続けている換気扇の場合は、寿命の症状の一つです。
換気扇の油汚れ
換気扇の油汚れが、掃除もできないほどであれば、交換か業者に依頼して掃除をしてもらいましょう。
寿命というわけではありませんが、固まった油汚れは、モーターに非常に負荷がかかります。発火の原因にならないよう、早めの対処が必要です。
換気扇が動かない
ある日突然、スイッチを入れても換気扇が動かない場合は、ほぼ寿命です。稀に、断線なども考えらえれますが、10年以上使用している換気扇であれば、交換したほうが良いでしょう。
換気扇の寿命を延ばす使い方
なんといっても、小まめな掃除が大切です。汚れたフィルターは、出来るだけ早めに交換しましょう。本体の汚れなども、定期的な掃除が大切です。
年末の大掃除で、換気扇を洗うのが決まりというご家庭も多いのではないでしょうか。油汚れがひどい、キッチンなどの換気扇は、温かい時期に掃除をしたほうが、効率的に汚れが落とせますので、試してみてください。
換気扇の捨て方
寿命を迎えた換気扇を、新しい換気扇に交換したとき、古い換気扇をどうやて捨てたら良いのか調べてみました。
換気扇の捨て方は、自治体によって様々です。有料粗大ごみ扱いのところが多いようですが、分解すれば燃えないゴミという自治体もあります。
換気扇の大きさや構造によって捨て方に違いがあったり、重さで廃棄料金が違っていたりしますので、お住いの自治体のホームページや、直接電話をするなどして、必ず事前に確認する必要がありそうです。
新しい換気扇を購入した店舗で、古い換気扇を引き取ってくれることがあります。自分で捨てることを考える前に、一度確認したほうが良いかもしれません。
おわりに
換気扇の寿命と、捨て方についてお伝えしました。キッチン、バスルーム、トイレ、屋根裏まで、今は沢山の換気扇を使っている家が増えました。換気扇の寿命を察知して、換気効果を安定して持続させたいものです。
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