『とんかつDJアゲ太郎』北村匠海さんに「色々なプレッシャー」への想い、好きなとんかつの食べ方を聞いてみた!
老舗のとんかつ屋の三代目跡取り息子・アゲ太郎が、とんかつもフロアもアゲられる男「とんかつDJ」を目指す青春コメディ『とんかつDJアゲ太郎』が現在公開中です。
【ストーリー】東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。アゲ太郎(北村匠海)はその三代目。店を継ぎたいわけじゃないけれど、他にやりたいことも見つからずにキャベツの千切りをする日々を送っていた。そんなある日、弁当の配達で渋谷のクラブへ行くアゲ太郎。はじめて訪れたその場所で、音楽に合わせ盛り上がるフロアに心動かされる。やる気ゼロだったアゲ太郎は、憧れの苑子(山本舞香)のハートを射止めるため、とんかつもフロアもアゲられる男「とんかつ DJ」になることはできるのだろうか……。
本作でコメディ初挑戦&単独初主演を果たした北村匠海さんにお話を伺いました!
――本作楽しく拝見させていただきました! 本作で主演であり初のコメディに挑戦されています。笑えるシーンはもちろん青春ストーリーでもありますね。
北村:最初はどうしようって思いました(笑)。でも、一番最初は「コメディでもやってやる!」って思っていたんです。でもコメディって本当に難しくて。「主演」というのをここまで強く感じたのは初めてだと思います。主演でも緊張しすぎない心持ちで挑むのが自分のポリシーだったのですが、今回は主演・座長、色々なプレッシャーを感じました。それで、だんだん自身を失くしていって、それを共演者のみんなが支えてくれて。演じている僕たちの関係性もあって、エモさも出ているのかもしれません。
――二宮監督から『スパイダーマン:ホームカミング』のピーター・パーカーを参考にしてほしいと言われたそうですね。
北村:それがですね、「フタを開けたら違った」って言われて(笑)。僕としては、『スパイダーマン:ホームカミング』のピーター・パーカーの「割とダメダメな主人公なんだけど、仲間に支えられて成長していく」という部分はアゲ太郎と共通しているなと思っていたんです。主人公としての進み方は似ていてなるほどな、と思った部分もあったのですが、監督はちょっと違ったって(笑)。
――これまで個性的な作品を生み出してきた二宮監督ですから、自分の中のイメージがしっかりあったのかもしれませんね(笑)。
北村:そこからは監督と話しながらアゲ太郎のキャラクターを作り上げていって、リハーサルでやったエチュード(即興芝居)でだいぶ固まったという感じです。でも、仲間5人でゆっくり歩いていくシーンがマーベル映画を意識していたり、「このシーンはこの映画のこういうイメージで」という様にアドバイスをもらう事もあって、監督らしくて面白かったです。
――個人的にはさすが北村さん!というダンスの足さばきが最高でした。
北村:ありがとうございます。自分らしく動けるところと、今までに無い僕を見せる事が出来たと思っています。前髪を短くして登場した時にみんなに「マジでアゲ太郎じゃん!」って言ってもらえたので、ぜひみなさま期待していてください(笑)。
――最後に、ものすごくゆるい質問で恐縮ですが、北村さんがお好きなとんかつの食べ方を教えてください!
北村:僕は右端から順番に食べます。基本的に塩で食べていって、最後に少しだけソースを。生野菜は何もかけずに食べるのが好きなので、キャベツはそのまま食べます。この映画の撮影をしていると、本当にとんかつが食べたくなるので大変でした(笑)。
――この映画を観たあとには絶対とんかつですよね!ぜひ皆さんも北村匠海さん流の食べ方試してみてください。今日はありがとうございました!
■『とんかつ DJ アゲ太郎』公開中!
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2020 イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
北村匠海 山本舞香 伊藤健太郎 加藤諒 浅香航大 栗原類 前原滉 池間夏海 片岡礼子 ・ ブラザートム 伊勢谷友介
原作:イーピャオ、小山ゆうじろう『とんかつ DJ アゲ太郎』(集英社少年ジャンプ+)
監督・脚本:二宮健 脚本協力:喜安浩平
公式サイト:http://agaru-movie-tda.jp
撮影:オサダコウジ
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