もやしは電子レンジで簡単調理!楽チン料理も紹介

もやしは電子レンジで簡単調理!楽チン料理も紹介

電子レンジは野菜の下処理にも便利な家電ですが、もやしの調理でも威力を発揮します。もやしは過熱し過ぎると歯ごたえが悪くなってしまいますが、そんな不安をなくしてくれるのが電子レンジです。電子レンジを使ったもやしの簡単調理法をご紹介します。

もやしの調理は電子レンジを使うのが正解!

すぐに火が通ってしまうもやしは、加熱調理の際の時間配分が難しい野菜です。火を通し過ぎれば、せっかくのシャキシャキとした歯ごたえがなくなってしまいます。歯ごたえももやしの持ち味の1つです。ちょうどよい加減で調理する方法はないものでしょうか?

 

そんなときに最適の調理法は電子レンジを使うことです。電子レンジを使えば、火の通し過ぎを心配せずに短時間で美味しい料理を作れます。時短にもなる電子レンジを使ったもやしの基本的な調理方法のほか、おすすめの調理法もまとめてみました。

 

 

電子レンジを使ってもやしを加熱!その基本は?

まずはもやしを電子レンジで調理する際の、基本の方法からみていってみましょう。もやしはサラダにするときでも加熱したほうがよいといわれる野菜です。それはなぜなのでしょうか?

 

もやしは日を当てずに栽培するため、日光による消毒がない野菜といわれています。そのため洗ったり、加熱したりして殺菌したほうがよいとされますが、洗えば栄養が流れ出る可能性が、加熱すれば火を通し過ぎる可能性があるのが難点です。

 

そこでもやしの調理は、細かい時間調節もできる電子レンジが一番のおすすめの方法となります。電子レンジを使った基本の調理法をまとめました。

 

手順

最初にもやしを手早くササッと水洗いします。もやしの入っていた袋に水を入れて振り洗いすれば、ザルなどの汚れ物を出さずにすませられるのでおすすめです。あまり長いこと水に浸けておくと栄養が流れ出てしまうため注意してください。

 

洗ったもやしは水気を切って耐熱容器に移します。耐熱容器に蓋をするか、蓋の代わりにふわりとラップをかけてから、電子レンジが600Wの場合は3分、500Wでは2分が加熱時間の目安です。もやしの太さや好みの食感によって加減してください。

 

袋のまま電子レンジに入れても大丈夫?

袋に直接水を入れてもやしを洗ったなら、手間をかけずにそのまま電子レンジで加熱処理もすませたいものです。元の袋に入れたままのもやしを、電子レンジにそのままの状態で入れることはできないのでしょうか?

 

実は袋の状態でそのまま電子レンジで加熱できます。汚れ物を出したくない、手間を省きたいときにおすすめです。

 

 

電子レンジで処理ずみのもやしの保存方法と保存期間

もやしは電子レンジで加熱処理することで、生のままより保存期間を長くすることができます。どのように保存するとよいのかをまとめました。

 

冷蔵保存

電子レンジで処理をすませたもやしは、冷蔵保存で約1週間ほど食感も損なわずに保存可能です。買ってきた時とほぼ同じ状態で保存したいときには、袋に空気穴をあけてから、600Wの電子レンジで10秒、500Wの電子レンジで15秒、加熱します。後は粗熱を取って密封容器や保存袋に入れてから冷蔵庫に入れるだけです。

 

電子レンジで短時間加熱すると、もやしは成長が止まるといわれています。そのため短時間電子レンジで加熱するだけで、2~3日しかもたないといわれるもやしが約1週間も保存できるようになるのです。ただし、加熱し過ぎると水分が抜けて食感が悪くなるので注意してください。

 

冷凍保存

電子レンジで処理ずみのもやしは生と同様に冷凍保存することも可能です。加熱後に粗熱と水気を取ってからフリーザーバッグなどに入れてしっかり空気を抜き、冷凍庫に入れてください。保存期間の目安は約2週間です。

 

ただし生のままで冷凍した場合のもやしと同じで、シャキシャキとした食感は失われてしまいます。解凍後はスープや煮込み料理といった、食感がそこまで影響のない料理に使いましょう。

 

先に下味をつけても

電子レンジで加熱処理したら、もやしから出た水気をしっかりと切って、下味としてごま油となじませておくと便利です。スープや炒め物など、どんな料理に使っても一味違った仕上がりになります。

 

 

電子レンジを使ってもやしの副菜を作る

電子レンジを使ってもやしを調理するメリットは、なんといっても時短になることです。さらに少量でも作りやすいこともあげられます。そんな電子レンジを使ったもやし料理の一例をご紹介しましょう。

 

和え物を作る

電子レンジでもやしやほかの具材を加熱したら、混ぜ合わせて味付けするだけで簡単に和え物を作れます。もやしやニンジン、ザーサイなどとナムルを作ったり、味付けにカレー粉を使ったりして変化を出してもよいでしょう。白だしとレモンでさっぱりとした味付けにするのもおすすめです。

 

スープを作る

水ともやしを一緒に入れた耐熱容器を電子レンジで加熱し、仕上げにスープの素などで味付けするだけで簡単にスープを作ることもできます。1人前から作れるので、夜食や小腹がすいたときなどにもピッタリです。

 

 

電子レンジを使ってもやしの主菜を作る

電子レンジを使えば、もやしを使った主菜も簡単に作ることができます。肉を使うときには薄切りの肉を使えば、加熱時間を少し長めにするだけで十分火も通るので安心です。電子レンジを使ってもやしの主菜を作ってみましょう。

 

おかずを作る

もやしを肉で巻いたものを600Wの電子レンジで3分を目安に加熱すれば、もやしの肉巻きを簡単に作ることができます。もやしがさっぱりしているので、使う肉はバラ肉がおすすめです。バラ肉から出た旨みをもやしが吸って、美味しいおかずができあがります。

 

もやしの上に肉を敷いてから上からお酒を振って、十分に加熱したものにソースをかけても美味しい主菜の完成です。もやしと肉に先に調味料をからませてから電子レンジで加熱しても美味しく仕上がります。

 

ご飯物を作る

器に盛ったご飯に電子レンジで作ったもやしの主菜を乗せて、丼物にするのもおすすめです。ご飯に乗せる具材は水分が少ないもののほうがよいでしょう。ひき肉を使って坦々風に仕上げてもご飯の進む一品が完成します。

 

 

おわりに

もやしを電子レンジを使って調理すれば、時短になるだけでなくさまざまな料理を手軽に作ることができます。特に少量でも作りやすい点は、電子レンジを使うからこそのメリットといえるでしょう。電子レンジを上手に活用して、いつでも手軽にもやし料理を楽しんでください!

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