よく耳にするけど実は間違っている日本語 24選
今回は「よく耳にするけど実は間違っている日本語」をご紹介します。
現在では誤用を正しいと思っている方が多いために、伝わりやすいようにあえて誤用をしている作品(映画や小説など)が多々あります。
その点をご理解した上でご覧ください。
1. 煮詰まる
不正解:行き詰まる
正解:結論が出せそうだ。
2. 役不足
不正解:能力不足
正解:役者に対して役の方が不足している。
例え
役不足→幼稚園のお遊戯会にプロの俳優が本気で参加する。
力不足→ハリウッド映画の主役が演技を一切したことがない素人。
3. 確信犯
不正解:悪いことと分かっておきながら犯罪を犯す
正解:その行為を正義だと思いこんでいる。
4. 失笑
不正解:小馬鹿にして笑う
正解:笑いを堪えきれなかった。
5. \(^o^)/
不正解:「やったー!」「ヤッホー!」
正解:「もう終わった!(お手上げ状態)」
6. 閑話休題
不正解:話は変わるが。ここからは余談だが。
正解:余談はさておき。話を本筋に戻すが。
7. 気が置けない。
不正解:油断ができない
正解:気を使う必要がないほど親しい。
8. 琴線に触れる
不正解:怒りを買う
正解:感動する。感銘を受ける。
9. 弱冠
不正解:年齢の前に付けて若いことを強調する言葉
正解:男子の20歳。
ー※男子の数え年で20歳という意味から転じて、最近では単に「歳が若いこと」を表す言葉としても用いられるようです。(2020年1月更新)
10. 下世話
不正解:品性下劣な話題の話
正解:俗世間の人々が一般によくする話や言葉。
11. 壁ドン
不正解:壁に押し付けてキスする事
正解:イラついて壁を殴る。
12. 敷居が高い
不正解:上品すぎて加わりにくい・ハードルが高い
正解:相手に不義理があり近寄りがたい。
13. たそがれる
不正解:物思いに耽る
正解:日が暮れて暗くなる。盛りを過ぎる。
14. 情けは人のためならず
不正解:情けをかけてしまったらその人のためにならない。
正解:情けは結局は自分のためになる。
15. なし崩しに
不正解:適当に物事を済ませていくこと
正解:少しずつ順番に物事を済ませていくこと。
16. 爆笑する
不正解:大笑いする
正解:大勢の人が一度に笑う
−※広辞苑第7版にて人数の指定がなくなり、「はじけるように大きく笑うこと」に意味が変更されました。一人でも「爆笑する」は誤用ではないようです。(2020年1月更新)
17. ハッカー
不正解:コンピュータ犯罪を行う人物(クラッカー)
正解:コンピュータなどの情報技術に精通した人物
18. 鳴かず飛ばず
不正解:何の活躍もしないでいること。
正解:将来の活躍に備えて行いを控え、機会を待っている。
19. ごねる
不正解:不平や不満をしつこく並び立てる(ごてる)
正解:死ぬ
20. にやける
不正解:薄い笑みを浮かべること
正解:男が女らしい仕草をすること
21. 微妙
不正解:悪くもないが良くもない
正解:何とも言えない味わいや美しさがあり趣深いこと
22. しおどき
不正解:手遅れ、もう手の打ちようがない。
正解:最も適した時間。
23. 中(厨)二病
不正解:妄想と現実の区別がついていない子供。
正解:思春期(中学校2年生辺り)に見られる背伸びしがちな言動。
24. 元旦
不正解:元日、1月1日
正解:元日の明け方・夜明けまで
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