石巻の生さんま缶の基本的な食べ方&フルコースな食べ方

今回は『石巻百景』さんからご寄稿いただきました。
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石巻の生さんま缶の基本的な食べ方&フルコースな食べ方

木の屋石巻水産の、生さんまを使った缶詰*1が、震災を経て2年ぶりに復活しました。

*1:「さんま醤油味付け」『株式会社 木の屋石巻水産』
http://kinoya.co.jp/eccube/products/detail.php?product_id=133

原材料は、さんま、醤油、砂糖のみ。すっきりした味付けで、魚の臭みはなく、さんまの旨味がぎゅっと凝縮されています。
今回は、このさんま缶の、多彩な食べ方を紹介したいと思います。

◆基本的な食べ方(さんま丼)

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さんま缶の身を、あつあつのご飯にのせて、缶の汁もたっぷりとかけて、ネギやショウガなど、薬味を添えて食べてみてください。おろしニンニクもおすすめ。
缶詰とは思えない、フレッシュな旨味が堪能できますよ。 →参考レシピ*2

*2:「木の屋の生さんま缶(醤油)のレシピ集」『石巻百景』
http://ishinomaki-photo.blogspot.jp/p/blog-page_15.html#menu01

▼丼にのせる前に、あらかじめ身を崩し、薬味と合えると、
さんまの腹の部分の脂が全体によくなじみ、さらに美味しくなります。

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◆木の屋の生さんま缶を、他のさんま缶と比べてみると…

▼他社のさんま缶と食べ比べてみると、木の屋の缶詰の特色が、より一層よく分かります。

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▲左から、木の屋石巻水産のさんま醤油味付け缶、ふかひれスープで有名な、気仙沼ほていの秋刀魚味付缶、「缶つま」ブランドで知られる、国分のさんま味付缶(奥)

▼国分の缶詰の中味はつやつやしていて、水あめが使われていることが分かります。
 気仙沼ほていは、調味液が濃厚。
 木の屋のサンマ缶は、一見して、シンプルですっきりしています。

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▲缶詰の値段は、木の屋石巻水産と気仙沼ほていが、ほぼ同額。
国分は冷凍さんまを使用しており、3割ほど安い。

▼それぞれの缶詰に持ち味があるのですが、缶詰のイメージを覆す、フレッシュな美味しさ…という点では、木の屋が群を抜いています。

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◆木の屋のさんま缶のフルコースな食べ方

木の屋のさんま缶は、魚の臭みがないので、普通のさんま以上に、さまざまな料理に応用ができると思います。
石巻百景では、前菜3種、小皿3種、メイン3種を考案してみました。

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▲フルコースといいつつ、デザートは思いつきませんでした。

1.さんまのかりかりバゲット3種 →レシピ*2
トーストした薄切りフランスパンの上に、さんま缶の身をのせてみました。
Aは、トマトソースと水切りしたヨーグルトを合わせた、トルコ風。
Bは、クリームチーズ&アーモンド&ワサビ。
Cは、マヨネーズ&ピンクペッパーです。

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2.さんまとピーマン・さらし玉ねぎの和えもの →レシピ*2
ピーマンがアクセントとなって、さんまの旨味を引き立ててくれます。
さんま缶の汁が、調味料の役目をしています。

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3.さんまとキノコ・おろし大根の和えもの ゆず風味 →レシピ*2
大根おろしとの相性も良いですよ。キノコの食感と、ゆずの香りをアクセントにしてみました。

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4.さんまのしそベーコン巻き →レシピ*2
さんまとベーコンだけだと、今ひとつなのですが、青しそも一緒に巻くと、ぐっと爽やかになって、楽しい一品になります。

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5.さんまとゴボウ・クルミの醤油ペペロンチーノパスタ →レシピ*2
さんまの旨味が、らせん状のショートパスタ(フジッリ)に絡んで、たいへん美味しい。
ゴボウやクルミの歯ごたえと香りが、アクセントになっています。

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6.さんまのアボカドキムチ丼 →レシピ*2
これは最高の組み合わせ。さんま缶の身に、アボガド、キムチを和え、卵黄を乗せた一品です。
ビビンバ丼のように、ご飯と混ぜながら食べると美味しい。
焼きのりや、韓国のりを加えるのもオツだと思いますよ。

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7.さんまとトマトのカレー →レシピ*2
トマトソースとサンマの相性が抜群のカレーです。
さんま缶の身は、カレーと一緒に煮込まないことで、フレッシュな風味をキープさせています。

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▼このカレーのポイントは、さんま缶の汁を、たっぷりとかけて食べることです。
 他の料理で使った缶詰の汁も、活用して下さい。

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以上、木の屋石巻水産の「さんま醤油味付け缶」を使った料理を、たくさん紹介しました。
この缶詰は通販されています*1ので、全国どこからでも買うことができます。

缶詰だから常温で長期保存もでき、とても使い勝手がよいです。
ぜひ、試してみてください。

執筆: この記事は『石巻百景』さんからご寄稿いただきました。

[元記事]

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